2006/11/06 都営バス S代日野HT〜都区内の中引き戸車
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塗装の進んでいる仕掛かりもある程度目処が付いたところで、また無塗装仕掛かりを溜め込んでいる今日この頃。 思えば去年の今頃から本格的にバス工作を進め、1年間で塗装済みマーキング待ちの半完成品が12両と改めて数えてみると1台/月のペース、何時も何時も模型に触れている訳ではありませんし、同好の友との交流を優先して楽しんでいる事を考えれば、まま良いペースかも??
さて、今日は都営バスS代日野HT〜都区内を走る中引き戸車を取り上げてみます。 都営中引き戸HTと言えばZ/A代の青梅仕様が思い当たりますが、都区内にも僅かの期間だけ中引き戸のHTが存在しました。 該当する年度はP(後期)/R/S(初期)代で、この中でもバスコレ製品の側面窓高さを踏襲しているのはR代(後期)とS代のみ、葛西営業所と品川営業所に在籍していました。 P-規制車(P-HT233BA)の頃ですから、U規制以降がプロトタイプと思われる製品に若干手を加える事になります。 P(後期)/R代(初期)車は側面窓の縦方向の大きさが小さく、雨トイを下げる加工やクーラーの形状が違っていてさらに手が掛かるものです。 また中ドア窓形状はR代(後期)までは角が丸まっております。 初期のHTやRTを作る場合、工程上今回のS代までの加工は必ず行う必要があるので正直言って飽きそう… 来年にはHTセットなるものが予告されておりましたので、尺違いや時期違いなど作り分けてリニュされれば嬉しいな〜と淡い期待を。
=工作メニュー=
・前面方向幕角部にプラ材を追加して整形(初期タイプの方向幕へ)
・前面蓋を小型化
・前バンパー内のフォグランプを丸へ加工(元の部分を埋めてピンバイスで穴を開けただけ)
・運転席窓のコーナー部分を角張らせる(彫り作業)
・運転席窓直上の凸凹を少なくする(下から2番目だけ残してあとは削除)
・前頭部屋根上にプラ片製マーカーを取り付け
・リアテールランプ類を全て削除(柿種テールは塗装後にパーツ取り付け予定)
・リアナンバープレート削除(少々大袈裟に見える為仕上げ時にステッカーなどで復活予定)
・リア向かって右下にBU04から削ぎ取って来た後退灯を取り付け
・リアバンパー内の後退灯など凹みを埋める
・屋根上に角型通風機を4基載せる(クーラー後ろ等間隔タイプ)
・各所パーティングラインなどの仕上げ
大した工作はしていないようですが、文章で書くと結構あるものですねぇ。
そうそう、この記事の参考資料として、都営バス大型スケルトン車の形態をまとめてみたのですが、とてもブログ内に書く量ではなくなってしまったので別ページにアップしてみました。 各所不明な点や曖昧な点、間違いもあるかと思いますので、どうかご教示ご指摘頂けますと嬉しいです。 画像が無いので興味のない方〜予備知識が無いと判り難い点ご容赦下さいませ。
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都営バスに限らず、P-規制車のHTを作る場合はこの画像の加工部位はほぼ同じだと思います。 前面蓋は管理人の工法では厄介なので余りお勧めしませんが、メイン加工の方向幕は別として、運転席の窓形状やその上の凸凹の数など手を加えると結構それっぽくなります。
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もう一つ思い付きで画面上で合成してみた画像です。 何をやっているかと言えば、方向幕を加工する際、RJの方向幕を2個使って(幅が足りないので2個使います)取り付けてみるとどうなるか?を見てみたかっただけです。 この画像を見て即『出来る!』と思わないで下さいね。 画面上ではまま雰囲気は出ていると思いますが、実際に工作した訳ではありませんので実際には高さが足りなかったりなど問題が出る可能性もあります。 管理人もジャンクを使ってで何れ試そうとは思いますが、興味のある方捨てたと思って試してみませんか?(w
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後方からも一応。 後退灯はBU04から持って来ました。
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S代実車の後方からの画像です。 HTVon様大変参考になりました御礼申し上げます。
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