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今日は日中暖かったので、ここぞと溜まってしまった仕掛かりバスの下地調整。 傷の修正や下地を整えながらの作業に手間取り直ぐに日没。 一応6台分一色目のアイボリーまでは塗装出来ましたが、今日はまだまだ物足りない感じ〜珍しくやる気が漲っています。 そこで一つ気になるものを試作、出来た産物が画像のものです。
先日Web巡回中に見付けたキュービックノンステ画像と手元のエルガを見比べると、裾や屋根肩形状は異なるものの、車体の雰囲気は似ている気がして"顔挿げ替えたら如何なるかな?"〜と、興味があったものです。 普段馴染みのないキュービックもあって、今一つ実車のイメージが思い浮かばず自己採点不能… こんな感じかな?
材料はBタイプエルガ(今回は京成使用)とGMの1/144の前面。 GM前面の高さ・幅・厚さを調整して前面下部を切り取ったエルガに貼り付けています。 ライトはHUの角ライトを埋め込んでみました。(ウィンカー未施工)
そうそう、バスコレいすゞ繋がりで〜国際興業グループBU04(5台セット)だそうです。
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2006/03/12 キュービックノンステップ リア加工中 |
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画像は先日エルガからお試しで作ったキュービックノンステップ車の後部現状です。 何時も何かとお世話になっているイーチコ様よりまたも多数資料画像を提供頂き、それらを参考にリア部分を加工してみました。 前面と違って後部は元にするモデルが無く、結局腰部やテールライト周りの一部ディティールに96MCの廃品を利用した以外、プラ板でスクラッチする方法を取りました。 画像を見ながらの作業ですので、雰囲気重視のアバウト工作、似てるか似てないかは自分でも良く判りませんが、一応これで大まかな筐体部分は形に。 あとは窓下のパネルを開口部より少し凹ませて固定し(窓ガラスと一体パーツ化も検討中)、ナンバープレートなど追加すればリア部分は完成、さらに非常口の移設、後部側面の小加工、余力があれば裾・屋根肩形状の変更でキュービックらしくなるかな?と思っております。
今日は他に都バスの裾塗装(チト濃過ぎた…)や久しぶりに電車も塗装して作業終了です。
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2006/03/15 キュービックノンステップの各所改修 |
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先ほど運良く京急バスの実車を見る事が出来たのでしげしげと観察、あいにくカメラは持っておりませんでしたが、少ないメモリをフル回転させて目に焼き付けて来ました。 そこで特に気になった斜めに切り落とされたような形状のリアコーナー部と屋根肩形状を中心に、早速模型も改修してみました。
=リア周りを改修=
リアコーナー部分と屋根肩を稜線が直線になるよう且つ丸くならないように注意しながら斜めに削り落とします。
しかしこの作業は手強い…屋根肩は何とか上手く行きましたが、リアコーナーは非常に微妙な調整が要求されるようで、結局画像の状態でgive
up。 ついでにこの角度の付いた部分にある凹みプレスも無視させて頂きました。
(凹みが無い車両も一応存在します)
また、種車にある雨トイが縦に降りている部分を削ると、そこにあるはずのスジが無いのが不自然な事、エンジン部パネルも側面に回り込んでいるようなので、あんまりやりたくないスジ彫りを施しています。 スジ彫りと言えばケガキ針で引っ掻く方法が思い浮かびますが、私この方法非常に苦手でして、ギザギザになってしまう事が多いのです。
そこで、今回はアートナイフでV状に溝を切り、"鋭くない"針で溝を慣らす方法を試しています。 成型品ぽい質感を目指してみましたが、これ如何に?
=前面の改修=
下部をもう一度切り離し、0.25mmのプラ板を噛まして以前よりも顎が出る=立体的になるように改修しています。
同時にバンパーの張り出しを若干少なくした事で、フォグランプなどディティールを失ってしまいました。 〜これは塗装で誤魔化しましょう。 最後にウインカーを取り付けて終了です。
=非常口の移設と窓位置変更=
非常口を約2mmほど後ろに移設します。(種車にある非常口後ろの小窓を埋める感じです)
これを施すと窓の長さが足りなくなりますが、これは"窓の"前端位置を公式側/非公式側で"車体の"前端から同寸法になるように合わせ(〜要するに前端を1.5mm弱埋める)、非常口の直前を0.4mm埋める事で解決しています。
=その他=
車体裾は予定している都バスの塗装パターンから、何とか誤魔化せるか?〜と淡い期待を(^^;
リアナンバープレートの作成と、うっかり触ってダレてしまった雨トイ後端の修正で今度こそ終了??
それにしても今日は誤魔化しの多い事…(w
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2006/04/24 キュービックノンステCNGタイプの加工 |
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ある程度ボディーは完成させていたエルガ改キュービックノンステップ車を、F代CNGタイプとして塗装前完成状態まで加工しました。 リアコーナー部分の凹みプレスを無視した事から、初期のD代にすればもっと近いのですが、実車をまともに取材出来たのがF代であった事、模型的に面白そうな?CNGとしてみました。
加工は屋根上を中心に、通風機と配管の取り付け/中ドア下部に窓あけ/リアナンバー補助灯等を取り付け、さらにこのタイプのクーラーはエルガ初期投入車までファンが5個との事なので、どうせなら〜と加工してみました。
前面窓はGM製品を若干削ってはめ込み、コーナー部分は塗装後にでも考えてみるとします。
= 諸々 =
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CNGタンク直後にエルガには見られないウイング状のカバー?が付いているようです。 配管自体は0.5×0.5mmの角プラ棒を約0.1mm削って取り付け、角を目の細かいペーパーで慣らして表現しています。
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デフォクーラーのファン部分を複数組み合わせて製作してみました。 はめ込みパーツの形状は成り行きでこの形になってしまっただけで特に意味はありません。 加工したファンパーツをはめ込むと画像右の状態に。 この後各所埋め込みながら修正・仕上げを行います。
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2006/07/11 都営キュービックノンステップの塗装(1) |
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この季節あまり良い環境とは言えませんが、気持ちが乗っている時こそ作業を〜と、都営キュービックノンステの塗装を開始、今日までに黄色模様のマスキングまで完了させました。 以前日野HUノンステを製作した際、作業途中の画像見せて〜など多数お寄せ頂いた事もあり、今回は途中で数点撮影してみました。
まぁ…作業自体は根気だけは必要かも知れませんが、それほど特殊な作業ではないです。
=塗装過程抜粋=
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↑ 先ずは下塗りとして西武アイボリーを全体に吹き、GM21小田急アイボリー(調色なし)を吹きます。 吹いてそのまま完了〜ではなく、実はその後に2000番程度の耐水ペーパーで水研ぎ>洗浄して仕上げています。 これは浮いて付着している粒子を取り除き表面を均一に慣らす為で、決して艶を出す作業のようなごしごし研ぐ作業ではありません。 塗料を引っ掛けないように、傷を付けないように目の細かいペーパーを使用して軽く且つ丁寧に作業します。 白やアイボリーなどの塗料の場合、この作業結構肝です。
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↑ 裾のマスキングに入ります。 直線のマスキングテープを押さえる際は一旦上から軽く押さえた後確認して状態が良ければ少し力を入れて定着させます。 線に対してなぞるよう押さえる(指を引くように動かす)と曲がったり歪んだりしますので注意です。 また、ホイールアーチ断面へ塗料が吹き込むのを防止するマスキングなど、脇役的なマスキング部分にも手間を惜しまない〜マスキングは根気勝負ですね。
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↑ 表面は当然として、裏にもマスキングを施します。 これで裾のマスキングは完了です。
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↑ 裾の黄色(Mr58黄燈色+Mr47クリアレッド極々僅か)を吹いた直後の画像です。
この角度でよーく見るとドアコーナー部分など僅かに浮いているように見えますが、エアブラシは吹く向きを駆使出来る(車体下側からしつこく吹かなければ良い)ので多分大丈夫。 塗料の吹出量の違いと共にエアブラシ作業の有利な部分の一つで、スプレーですとこの程度の僅かな部分でも塗料が入り込んでしまう恐れがあります。
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↑ 一旦マスキングを剥がし様子を見てみます。 吹き込み無く塗装出来たようです。
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↑ 次はいよいよ模様部分のマスキングです。 管理人の場合、例えば型紙のようなものを用意して切り出すのではなく、画像のように滑らかになる事だけを意識してフリーバンドで切り出したマスキングテープを多数用意し、合ったものを使う(合うまでやり直す)方法を取っています。 どうも管理人、型紙など変に目安があると、それをトレースする事に意識が行ってしまい曲線が滑らかでなくなってしまうのです。
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↑ 実車や模型を参考に、曲線の繋がりを意識しながら仮に模様を作って行きます。 ここは納得行くまでチェックを行い、問題があれば面倒がらずに(←これ肝)やり直します。 今回は全て曲線に切り出したマスキングテープを使用しましたが、曲線の緩い部分は細く切ったマスキングテープを曲げて曲線を出す方法も当然ありです。
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↑ 余計な部分に吹き込まないよう各所をマスキング>晴れて完了です。 入念なチェックは当然ですが、それでもいざ塗ってみると失敗も。 まぁそこが悔しくも奥の深い部分ではあります。 さてどうなる事やら…
長々と戯言を書いて来ましたが、各人様々に良い方法があると思いますのでこの方法が絶対ではありません。 自分に合ったより良い方法で製作されると良いかと思います。 参考程度になれば…
〜本日ここまで。 次回は"未定"(^^;
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2006/07/12 都営キュービックノンステップの塗装(2) |
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今日は昨日のつづき、燈色の塗装です。 マスキングを剥がす瞬間の楽しみ&期待感… この瞬間の為に工作していると言っても過言ではないかも?? 年甲斐に無くワクワクします。
さて、、先ずはドア側。
んー何だか少し模様が歪んでしまいました。 下部に少し直線的な部分が出来てしまったようです。 個体差バリな実車を考えれば許容範囲ではありますが、心情的には…??
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次、、運転席側。
こちらは良い感じに吹けたようです。 模様の感じもまま狙い通り&吹き込みも無く美味しい一服を。
ちなみに、側面窓の前の部分は模様になっていませんが、この部分実車では黒の上に燈色模様が描かれていますので、黒塗装時に模様を作ります。
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さて一通りチェックしたら前面に燈色をピンポイント吹き、エッジ(段差)が出来るのを避ける為にぼかしておきます。 しかしこの燈色塗装、今回は発色を考えて先に塗りましたが、本来は緑塗装を施した後に塗りたいところです。 これについては長くなるので今日はやめておきましょ。 何れまた…
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2006/07/13 都営キュービックノンステップの塗装(3)
他 |
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今日は一枚だけ。 マスキング途中の画像は撮るには撮ったのですが、マクロを設定せずに撮影してしまったようで全てぼけぼけ画像〜お蔵入りとなりました。 模型の方は画像の通り緑色の塗装まで完了、仮に窓や屋根上パーツを取り付けてモチベーションを維持…この状態で暫し一服です(^^
さて、これからが実は本番?黒の色入れです。 一番失敗し易く粗も目立つ黒の色入れ、案外安易に捉えられてしまう事が多い工程ですが、実はこの塗装が見栄えの肝だったりします。 バスコレ製品で何だか汚いなぁ〜と思われた事ありませんでしょうか? 全てこれが原因ではありませんが、黒色入れ部分の擦れやはみ出しが目立っている事が多く、ちょっとタッチアップしてやるだけで随分良くなったりします。 そんな訳で、ここはまだ安堵せず次の作業に取り掛かるとします。
そう言えば、最近提携した三菱&UDですが、今後の車種展開が発表されましたね。 エアロスターノンステップボディーは廃盤となったようで、今後ノンステップは西工ボディーに統一されたようです。 逆に日産ディーゼル+エアロスター(ワンステ/ツーステ)ボディーなんてのも近々見れるかも知れませんね。 メーカー記事リンク
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2006/08/25 キュービックCNGノンステップ 都営R-F441他タイプ(半完成) |
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今日は都営F代CNG いすゞKC-LV832L改をマーキング前段まで完成させました。 細かい色入れは何時も通り、ライト類に銀(フォグはクリアイエロー重ね)>マスク>黒です。 フロントコーナー部分の窓は裏からはめ込む事がほぼ無理な状況から、OHPシート(透明度の高いもの/約t0.1mm程度)を表からはめ込んでいます。 この時、窓の縁取り部分などを考慮すると今まで加工済みだった窓穴では少し小さく不自然になりそうな感じがした為、ピラー方向に向かって出来る限り拡大してみました。 実物のピラーはもっと細いのですが、模型の場合強度の問題が出て来るのでこの辺で止めています。 OHPシート製窓は隅に黒を入れて縁取りを施し、木工ボンド水溶液を僅かに塗布して固定しています。
今回興味本位の思い付きからエルガ改キュービックノンステを作ってみましたが、地元はキュービックと余り縁が無く、見慣れない事もあって雰囲気を出すのに苦労しました。 工作としてはリア周りの造形と屋根肩に難儀しました。 資料や画像など提供頂いたイーチコ様に御礼申し上げます。
■車体の改造について
フロント周りはGM1/144の前面を高さ・幅・厚さ調整したのもを 前面下部を切り取った(方向幕は残します)エルガに組み込んでいます。 方向幕の形から、都バスセット2の改良品はキュービック作成には向きません(今回の種は京成エルガを使用) リア周りは元にする車体やキットが無い為、テールランプ部分に96MCの廃品を埋め込んだ以外プラ材スクラッチです。 その他運転席側の窓位置変更・側面後部と屋根肩の修正・中ドア下部に窓を開けるなど加工を施しています。
車体改造関連記事→ 2006/03月辺り参照(8/12/15日) フロント部分加工中記事はありません(スマン
■クーラーの改造
初期ゼクセルクーラーとする為、ファンを5個に改造しています。
→ 2006/04/24参照
■塗装について
→ 2006/07/11参照(下地〜燈色模様マスキングまで簡単に) その他7/12
7/13に途中経過記事
■使用した窓
前ドア/中ドア=塩ビセル(中ドアは燈色模様を塗装) 側面=エルガ(都バスセット2CNG車より・マーク類の都合) 前面=GMキットのものを調整(縁とワイパー黒塗装) リア=t0.5mmプラ板切り出し(縁取り黒塗装)
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前面の部品(ライト除く)を簡単に示すとこんな感じです。 GM前面を切り刻んで大きさを調整しています。 方向幕部分はエルガ車体のものを使用します。 この他、バンパーを取り付ける前にライト(今回はHU角目仕様のものを使用)を埋め込むなど、付帯的な工作を施します。
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屋根上配管類は実車画像を見ながら簡単に作ってみました。 クーラーはエルガ初期導入車までファンが5個だそうで、これもついでに加工。
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リア方向幕は台座を作って窓の内側になるようにしてみました。 窓ガラスを保持する役目もあります。
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今回一番苦労したリア周り。 屋根肩からリアコーナーに掛かる斜めになった造形が手強いです。 コーナー部分の凹みは省略しています。 その他いろいろとエラーあり。 〜リアパネル分割位置が違うとか、補助ランプが高過ぎたとか、…とか、とかっ(^^;
車体の裾はかる〜くペーパー掛けした程度で本格的には弄っていません(エルガは丸く絞りあり・キュービックは平ら) 都バスは裾だけが塗り分けられているので、視覚的に誤魔化せるかと期待して…
■番外(メール等でご質問頂いたホイールアーチの色入れ)
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初期の頃はエナメル塗料を使用して烏口で色入れしていましたが、塗膜が弱い事もあって、最近ではマスキング>通常のプラ塗料(Mr2など)を吹き付けています。 画像のように、0.3〜0.4mm程度に細く切り出したテープをアーチ周囲にマスク、その周辺に画像のような感じでマスク、さらに全体をマスクして塗装します。 管理人の場合、この後断面にもマスクする工程が加わります。 え”?面倒?? 手間より仕上がりを選んだ方が…
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