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エアロスターノンステップ編からのつづきになります。 →エアロスターノンステップ編はこちら |
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= 三菱(新呉羽) エアロスターK編 = |
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= 特徴など = |
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最初に製品化された13弾製品との大きな違いはご覧のように車体の長さ。前後のホイール間が模型上で約3.3mm長いM尺となっています。 このM尺製品自体は既に神奈川中央交通の限定セット(vol.2)でお目見えしていましたが、今回改めてレギュラーシリーズにラインナップされる形となっています。 構造的には特に目新しい部分は無く、13弾製品をそのまま長くした印象です。 |
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クリックすると19弾製品以外を表示/非表示 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前面についてはバスコレ19弾では3種を使用。 13弾製品など過去に発売されたものを含めると合計6種、以下のような作り分けになります。
前面窓の取り付けに使うツメは未だ方向幕を窓表面に印刷する事がデフォルトだった13弾製品の設計志向をそのまま継承しています。 その為、ボディー側基部の下方向の寸法が足りず、真正面から見ると下側に隙間が空き、斜め上から見ると室内が透けてしまいます。 ほーんのちょっとだけ改修もあるかと期待しましたが・・・大方の予想通り?そのままでした。 ここに少し手を入れてみると良い感じになりますので、特に工作した車には対策をお勧めしたいです。 →神奈川中央交通オリジナルセット2レポート(該当部分) |
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ヘッドライト・FOGランプ・セーフティウインドウの有無が主たる違いになりますが、今回仙台市交通局向けに牽引フックが2丁付いたタイプが新規に制作されています。 工作者目線で見ると一概に有難い作り分けとは行かず、ここを拘るなら○○をどうにかして〜と思い当たる節があったり… しかし仙台市交通局ファンの方なら特徴の一つが具現化されている事は嬉しいものとなるのでしょう。 |
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リア面はバスコレ19弾では4種を使用。他製品を含めるとおおまかに10種(細かくは11種)も作り分けされています。AとA’についてはほぼ同じものの、手摺の形態とナンバープレートの高さが微妙に異なります。
まとめ表を作ってもよー判らん。そんな感覚です。 |
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後面の目玉はやっぱりこれでしょう。中型MKを彷彿とさせるリアウインドウが小さなタイプが新規に加わりました。 似たようなケース〜5EセットBに封入された京阪宇治交通では窓パーツによる簡易表現でしたが、こちらはボディー共々製作されています。 〜〜となれば工作趣味人として真っ先に思い付くあれ。 通称ヒラメと呼ばれるMP118のスケルトンボディーを作れやしないか?と。 エンジングリルとクーラーは13弾のシクレが必要な上、当然前面も作らなければならない+出来れば側面後部の初期型ガーニッシュも生かしたい、、考えれば考えるほど資材も手間も掛かるハードルの高さは相変わらずですが、ちょっとだけ構想が具現化したような気がしたのは錯覚でしょうか?? もっと身近なところでは、バスコレでもそこそこラインナップされている(作ったら並べられる)アルピコカラーに塗り替えてみるのも面白そうです。 かつて諏訪バスで譲渡車を見た気がします。 |
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ボディー左側面についてはこんな感じに作り分け。窓パーツは全車使用部品が異なります。
特筆すべきは熊本バスでしょうか。京急型ワンステップと呼ばれる特殊な形態を製品化しています。 〜が、その特殊性故他への流用が難くなってしまうのも事実。 大人の事情はあるにせよ、折角ここまで作ったのなら、譲渡元の京急として欲しかったです(本音 |
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右側面はエアコングリルの差異が基本で、それに京急型ワンステップの熊本バスが加わる形です。
仙台市交通局と沖縄バスの青色着色ガラスは塗装によるものです。 今回は沖縄バスに透明度があまり良くない物が多い気がします。 |
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屋根上機器については、外気導入口が無いクーラーが京阪バス向けに初お目見え。他は過去に使用暦のあるパーツで構成されています。 神姫バスの前頭部にあるベントは5EセットBの京急バス・西武バスで使用、押し込み通風機は16弾西武バスに使われているものと同じパーツです。 神姫バス・沖縄バスの屋根上マーカーランプは屋根と一体成型で取り外せません。 |
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内装パーツはS27/S32/S33の3種。 シャシーはC19若しくはC19-1で全て共通、-1の有無は共取り金型のコマ違いと思われます。
=余談〜要らない知識= C19(C19-1)が初めて使用されたのは伊丹市交通局セットの58MCで、マフラー右出しが特徴です。 ちなみに、同じ58MCでも9弾レギュラー品は4弾エアロスターM用のC06(4弾当時はシャシーパーツに番号の刻印はない)を使用しており、マフラーは左出しでした。 内装も4弾用を使用しておりますが、TOPドア用のパーツは用意が無かったのか、9弾ではS27が新規パーツとして起こされました。それが今回沖縄バスに使用されています。 後から作ったS32/33とは若干各部のディティールが違う(微妙にヌルい?)のは製作時期の影響と思われます。 |
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〜〜形態やパーツの違いをまとめるとこんな感じでしょうか。 ※記載誤りや見逃している点などあるかと思いますので、何かお気付きの点等御座いましたら、遠慮なく突っ込み下さい。 == 戯 言 == 今回私は非常にツボな車種にも拘らず、何かこう諸手を挙げて喜べない、初めての感覚を味わっています。 1台税込み約1000円 私はこの出来栄えならはっきり言ってまだまだ安いと思っています。 しかし、それは欲しいと思ったものを狙って買えるなら、若しくは何を引いても自分の中で言い訳が出来る(潰しが利く)なら…いよいよそんな条件が付いてしまう価格レンジに入って来たと感じました。 言うまでもなく、ブラインド販売のメリットの一つは単独では売り難いものも含める事が出来る〜多様なニーズに応え、結果的に分厚いラインナップに育つ事で確固たるブランド力を得られる事でしょう。 逆に言えば、誰かが無駄を買う事で成り立っている方式とも言え、その無駄を無駄と感じさせないように売る事こそ命綱となります。 このバランスと価格は密接にリンクしており、価格が上がれば当然手に取るハードルはよりシビアになり、安かった頃は許されたある種の遊びは許容されなくなる。メリットであった筈の多様性は購入意欲を減退させるデメリットに変わって行くのです。 今回はその臨界点を強く意識させられた弾となってしまいました。 |
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上の画像は2004年のJAMにてメーカーが提示していた製品化予告のイラストです。 あれから10年、ようやく全てが発売されました。 今でこそあるのが当たり前、与えられて当たり前といった状況ですが、その当たり前の状況を一から作り上げ、ブランドを維持し続けて下さったメーカー・関るスタッフ諸氏に、私は敬意を表したいと思います。 その上で、一方では客寄せパンダとしてレア品を設定しておきながら、一方では裏から易々と出してしまう例の一件。 幾つもハズレを引いてようやく引いたあの気持ち… メーカーにとってのお客さんは事業者様だけですか? もしブラインド方式を続けるのであれば、こうした気持ちを蔑ろにするやり方は如何なものかと思うのです。 最後に少し注文調になってしまいました。お見苦しい点はご容赦下さい。 今回はバイアス抜きに素直に感じた事を少しだけ吐露してみました。 少々尻切れ気味ではありますが、あえてこれ以上は書きません。 結局方針を決めるのは上流に立つ者=メーカーですので、あとは私個人が欲しいと思えば買う、楽しいと思えば楽しむ、そうでなくなったらやめる、、ただそれだけの単純な話です。 今は?? 「とっても楽しいですよ!」 ここから先は欲しい車を作る作業=楽しい作業に切り替えるとしましょう。 バスコレ19弾そのものの出来栄えはバラつきこそあれ十分な出来栄え。レポを書きながらもあれこれ作りたいと妄想が止まりません。 欲しかったノンステ車体、本当に嬉しい。 イラスト全てに「済!」・・・・・・乾杯^^ みんくるバス、YAMATE LINERは絶対モノにせねば! |
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■関連ページ バスコレ19弾エアロスターノンステップ編(表題ページ) バスコレパーツ構成一覧表 ■謝辞 B5101様、TH-cube様、ak-3cp様、ATB MODELS様、ご協力有難う御座いました。 御礼申し上げます。 |
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