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初売り:2014年8月30日(一般流通) 品番:217〜228 / S027(シークレット) ブラインドパッケージ シークレット混入率は1/48(96個入りカートン内に2個) これにより間引かれるレギュラー品は#226 価格:900円(税抜き) 初版アップ:2014年09月15日 追補:2014年09月20日 京都バス135号車発売を受け前後面解説に追記・画像差し替え。 追加/訂正:2014年10月05日 エアロスターKリア面に追記。分類A’を追加。 追記:2014年10月11日 エアロスターK 側面に追記。 |
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バスコレクション第19弾は三菱エアロスターノンステップ(一世代前の扁平ボディー)と、エアロスターKのM尺車となりました。エアロスターKは既に第13弾でK尺車がリリースされていますが、2012年に神奈川中央交通オリジナルセット2にてお目見えしたM尺車がレギュラーシリーズとしてラインナップに加わりました。 早速、製品を観察して気になったこと、パーツや作り分けの分類を主眼にレポしてみました。今回は画像が多くなった為、ノンステップとエアロスターKの二部構成でまとめています。ノンステップを飛ばしてエアロスターK編をご覧の場合はこちらからお進みください。 |
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= 三菱 エアロスターノンステップ編 = |
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= 特徴など = |
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予備知識として実車の形態変化についてちょっとだけ触れておきます。 勿論例外や特注?と思われるものまでこの一覧にあてはまらない車も実際にありますので現車確認は必須ですが、外観のみに絞ると大まかに2回のマイナーチェンジを経ているようです。 2002年末頃からディーゼル車は右側面の最後部窓が小型化され、それに伴って左側面のエンジングリルにも若干の変化があります。吸気システムに変更があったそうですが、それに影響するものと思われます。この変更はディーゼル車のみでCNG車には適用されないようです。 次は2005年10月頃で、FOGランプの小型化と非常口レバーの小窓の形を変更、ほぼ同時にクーラーのファン数も4つに変更されています。 〜〜こんな具合に概ね2回の変更があるようですが、KC-/KL-/PJ-と世代を跨ぎながらもこの程度の違いしか無いのもある意味特徴的。細かい部分を別にすれば、基本的にはドア形態と非常口の後ろの窓の大小、クーラーさえ押さえておけば大体のものが作れると捉えて良さそうです。 |
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前面についてはシークレットを含め作り分けは無く、ボディー・窓パーツ共に全て共通です。 実車も年式によるフロントパネルの違いは殆ど無く、フォグランプがPJ-の途中から小さなものに変更されているのが目に付く程度です。 今回のプロトタイプから見ると京都市交通局がこれに該当するようですが、バスコレでは他の車と同様FOGが大きい初期のタイプで製品化されています。 15弾製品に始まるワン(ツー)ステップ車・全国バスコレで作られた現行ノンステップは全て小さいタイプで作られていますので、これとは対照的です。 そこで真っ先に思いつくのは相互に入れ替えられないか… 実際に下部パネルの高さ方向を計測してみると、ワンステップ車体とほぼ同じ。 下の画像は試しに画像上で合成してみたものですが、こんな感じに扁平ノンステップの最終型を製作したり、逆に19弾の前面をワンステップ車に持って行けば、PJ-初期以前のワンステップ車も作る事が可能と思われます。 →近日実際に工作してみます。 |
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後面も一切の作り分けは無く全て共通。窓下のテールランプ等も形としては表現されていません。画像にはありませんがシークレットも同様です。 事業者や年式によってそれこそ様々な形態がありますので、ここを印刷表現に任せるのは妥当な判断かと思います。 バスコレの(ニュー)エアロスター一連の製品はこの方式で統一されています。 |
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ボディー左側面のバリエーションは今のところ4種。 扉形態の違いと、CNG車特有の燃料補給口の違いを作り分けています。
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エンジングリルの違いはバスコレではオミットしているようで全て初期仕様です。 |
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右側面も4種の作り分け。初期車と後期車の違いに加え、CNG車向けのボディーを揃えています。 細かい部分を除けば最後部の窓の大きさだけ意識すれば良さそう〜初期型にプラ材を足して窓を小さくし、窓パーツの下部をカットすれば初期→後期に化かす事も難しい工作ではないでしょう。 何しろ後期型は関東系人気事業者しかない、、困ったものです。
両備バスはwebで調べると2004年式(一覧表上では後期型に分類した時期)と出ますが、窓が大きいタイプで製品化されています。例外の一例でしょうか? web上にある少ない画像を観察すると、エンジングリルも初期仕様っぽく見える気がする… 純然たる2004年式ではないのかな? 在庫車を引き取ったとか…?? その辺りの事情に詳しい方、是非情報お寄せ頂けると嬉しいです。 |
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左側面の窓パーツは(今のところ)6種、扉形態と方向幕の位置の違いを作り分けています。 ケース付属品を除き製品7種で窓6種…横浜市と尼崎市が共通な事を除けば他は全て違うパーツを使っている事になります。
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部品番号を見るとまだまだ隠し持ってますね(笑 静岡ホビーショーでお披露目された↑コレとか、関東圏の人にはとても使い易い形態なだけに、早いところ何らかの形で白状して貰いたいものです。 |
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右側面窓パーツは3種。 京都市交通局の青色ガラスは塗装によるものです。 未だ実際に作業はしておりませんが、恐らくシンナーで落ちると思われます。
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ワンステップ・ノンステップどちらの窓パーツも高さ方向はほぼ同寸です。 どうしても丁度良い大きさの窓が無い場合は、双方の窓から調達出来る可能性があります。 |
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屋根上機器については様々な形態をプロトタイプとしたようで〜〜
〜〜こんな具合にバリエーション豊富です。 |
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新規製作パーツのアップ。 中でも6ファンクーラーは待望の製品化です。 2001〜2005年頃のエアロスター(ワンステ含む)の製作には欠かせないパーツでありながらなかなか製品化されず、改造/自作するにも多くの資材と手間を要する厄介なパーツでした。 よく見ると、ファンブロック部の配置や偏心具合・4ファンタイプと異なる取り付けボルト部の形状など地味に良く出来ています。 京都市に乗るCNGタンクカバーも自作するにはとても難しい形ですので、これも嬉しい製品化です。 あとは、ツーステ用の初期型タイプ=現状13弾エアロスターKのパーツでお茶を濁されているあれが加われば、屋根上機器に関してはエアロスターのどの世代にも対応出来るようになります。 、、、が、これは難しいかな。 |
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内装パーツはシークレットには新規製作のS62、他の車両は全てS56(全国バスコレ:現行ノンステップ向けと共通)となっています。 S62のみ内装パーツでは珍しく白色樹脂による成型です。 KC-等初期の車は大抵の場合後部が向かい合わせシートになっており、今回のラインナップでは豊鉄バスとシークレットがその世代に当たります。 ただ、豊鉄バスについては現車がハイバックシートを装備した特殊な形態なのか前向きシートになっているようで、結果的に19弾では後部向かい合わせシート仕様の中扉用パーツは使われていません。 確かそんなパーツあったよな・・・と静岡ホビーショーの写真を引っ張り出したところ、これが正にS62じゃないですか。 このパーツ、よく見ると中扉から左側座席が見えている(→中扉用ではない)・左側後ろ2列分のシートが表現されていない(→後ろ扉用且つ初期車用)→エアロスターノンステップで後ろ扉は極めて稀な存在である事から、この時点でシークレット(ないしは何かの企画で)神姫バスの後ろ扉車が企画されていた事は読めたと言う事になります。いや気付きたかったなぁ(悔しい となると心配なのは、中扉用の向かい合わせタイプは作ってあるの?と。 私が作りたい初期車は全て向かい合わせ。内装なので最悪無視しても構わないとは思うものの、作ってあるなら使いたいと思うのもまた人情。 これはやはり初期型中扉車+前ドア直後に方向幕がある未発売の窓パーツ+勿論内装も向かい合わせタイプを使用〜こんな企画が欲しいぞと。 東急バス様、是非限定品を…よろしくお願いします(笑 |
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全国バスコレクションシリーズ(現行ノンステップK尺車)のそれと共通パーツ〜と言う事は、全国バスコレ5弾のレポートでも触れた、前面窓から隙間が見えてしまうちょっと頂けない仕様も継承されてしまってます。 製品は兎も角、工作した車は対策を施されると良いでしょう。 |
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〜〜エアロスターノンステップについては大体こんな感じでしょうか。 つづきのエアロスターKについては下のリンクからどうぞ。 |
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→ バスコレ19弾エアロスターK編につづく |
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■関連ページ バスコレパーツ構成一覧表 |
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