きまぐれレビュー  No.056
<THE バスコレクション 京阪バスオリジナルバスセット>
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  初売り:2012年09月09日 第12回スルッとKANSAIバスまつり
  品番:K089/K090  価格:1500円

  初版アップ:2012年09月24日  一部修正:2012年09月26日



行って来ましたスルッと関西バスまつり。 コンスタントにバスコレ限定品が発売される為か、遠方でありながら毎回のように参加しているイベントです。 今回は生憎天候は恵まれませんでしたが、それでも開場前は長蛇の列、即売会場となるホールに入っても京阪バスブースは長い列を成していました。 また、当初は無制限だったものの、後に一人一回3個限定になるなどなかなかの活気を呈していました。

バスコレを購入するとさらに雨が強まり、展示されていた各社局車両の観察や、私の大好きなB級グルメの堪能は思うように行きませんでしたが、事前連絡無くとも何故か(やはり?)集まって来る同好の面々、お陰さまでとても有意義な時間となりました。 皆一様に「やっぱり居るよ」〜と言った微妙な顔になるのは気のせいでしょうか(笑

さて、早速ですがレビュー製品紹介を書いてみました。
例によってセレガとエルガ(ブルーリボン2)ですのでいい加減ネタ切れですが、ブルーリボン2の方は金型の組み合わせで上手くLKG-を模していたりと小ネタは提供してくれたようです。



品番K089 日野ブルーリボン2ノンステップ (LKG-タイプ・リアナンバー右オフセット・ISO10穴スチール)

プロトタイプは牧方営業所のLKG-KV234N3 N-3229号車です。 N3=標準尺(フェーズ3)ですのでバスコレ的にはタイプになりますが、ぱっと見た印象では大きな破綻も無く、余り違和感は感じられません。

成型色 : 白  方向幕(LED表示) : 20京阪 牧方市 車番 : N-3229


 

品番K090 日野セレガHD (プラグドア・全T字窓)

こちらは今年春から運行されている直Q京都(京都〜京田辺/交野〜なんば線用)のLKG-RU1ESBAがモデルになっているようです。各所に一目でそれと判る表記が施されています。

成型色 : 白  方向幕(LED表示) : 交野・なんばOCAT  車番 : H-3232




= 特徴など =


プロトタイプがLKG-の為か、左側面にPJ-仕様を+右側面にPKG-仕様を組み合わせてLKG-相当として製品化されています。 ホイールもISO10穴スチール(扁平タイヤ)を使用しているのが特徴です。
これが出来るなら箱根登山セットでは何故ISO10穴を使わないん?〜と突っ込みたくなりますが、、まぁ少しずつ進歩していると言うことにしておきましょう。

リアはナンバープレートが右にオフセットしたタイプで、ブルーリボン2としては初の組み合わせです。



左側面はエンジングリルが無い阪神バスと同じ形態=PJ-の側面を使用し、右側面には最後部の窓が大きいPKG-の側面を組み合わせてLKG-仕様を模しています。 「模しています」と書いたのは中扉後に尿素水注入口の蓋が無い為ですが、些細な違いですし、ホイールも含めて今持ちうる素材で出来る限り再現しようとする考え方は素直に好感が持てます。

クーラーについては本来は2ファンタイプですが、これは現状では仕方が無い部分ですね。
まぁこの先ワンステなど作るようでしたら是非作って貰いたいな… 期待しておきましょう。



バスコレ走行セットA2以外でISO10穴ホイールが使われたのは初。
確か京阪は車軸部分が黒だった気がしますので、色入れを施すともっと似て来るかと思います。



こちらも安定した仕上がり。 
プラグドアに全ユニットT窓を採用したパーツ構成は、ホイールを除けば、はとバスセット/ジェイ・アール北海道セット/10弾広島電鉄と同じです。

京阪バスのバスコレといえば、殆どの製品は※赤い成型色のボディーをベースに白等を印刷する形で製品化されていましたが、今回はブルーリボン2・セレガ共に白成型色のボディーをベースに赤等を印刷する方法になっています。このお陰か発色が良く見えます。

ライトはLKG-のランプ配置を模して印刷されています。
→ライトの表現違いについてはジェイ・アール北海道セットのレビューを参照下さい

※殆どの製品:例外は京阪京都交通4台セットのMP218とミニバスRN。これらは白をベースにしています。




= パッケージなど =


箱については手持ちのものは特に問題ありませんでした。
「京阪バス創立90周年記念」とも印刷されています。


■付属のステッカー

・ブルーリボン2用方向幕(LED表示)
「9 高田・京阪交野市駅」 「5 試験場前・古川橋駅」 「10 男山・北左回り」
「3(深夜バス) いちょう通り・新香里・藤田川」 「12 JR茨木東口」 「[山急] 醍醐寺」

・セレガ用前掛け?
「直Q:なんば〜交野/京田辺〜京都 ダイレクトエクスプレス 4月1日開設」
「山急:山科急行 京都駅八条口〜醍醐寺」


京阪バスのバスコレ限定品(2台セットモノ)は※2回目ですが、箱書きを見ると普通に「京阪バスオリジナルバスセット」とあり「2」の表記がありません。 そこで前回品を引っ張り出すと、前回品は「京阪バスオリジナルバージョン」だそうで、ネーミングのパターンが違っているのですね。 まぁだからどうだと言う訳ではありませんが一応(汗

※その他、第3弾発売当時、RE100とBXD30を特製のスリーブに入れて発売された「スリーブだけ限定品」、ミニバスの車番/方向幕違いの単品もあります。

関連ページ : バスコレパーツ構成一覧表



おまけ

同じブースで販売されていた京阪宇治交通の5E

箱にも品番が記載されている通り、一般流通品の5EセットBに封入されている同車と全く同じものでした。(念の為方向幕・車番・品番等確認しましたが同じものでした)





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