きまぐれレビュー  No046
THEバスコレクション 日野ブルーリボン2 5台セットA
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品番:N046/N047/N048/N049/N050  発売日 2012年04月26日(一般流通)  価格:定価3990円(定価)


初版アップ 2012年04月27日 最終更新 2012年07月25日(小修正)



昨年、阪神バスオリジナルバスセットにてリニューアルされたいすゞエルガノンステップをベースに、その兄弟車である日野ブルーリボン2がラインナップに加わりました。
主な違いは4灯ライト→2灯ライト、非常口後ろの窓が大きくなり、ドア側側面に細いエンジングリルが付くPKG-仕様が製品化されました。  (プロトタイプはPKG-KV234L2)

旧製品とリニューアル品の違いについては、既に阪神バスオリジナルバスセットのレポートにて記載しておりますので、今回は本当に簡単に製品紹介として取り上げてみます。


関連ページ バスコレパーツ構成一覧表(該当部分)



■製品画像

品番N046:山交バス
(ノンステップ・短尺・PKG-)
箱の説明によると、寒河江営業所に所属する79007号車(2009年式)だそうです。
バスコレとしては初の山形県ネタとなりました。

社番:79007 方向幕:寒河江-谷地・荒町南  成型色:極薄ベージュ

品番N047:東武バスセントラル
(ノンステップ・短尺・PKG-)
草加営業所に所属する9967(2009年式)がプロトタイプなようです。

社番:9967  方向幕:草加09 草加駅   成型色:極薄クリーム

品番N048:京王電鉄バス
(ノンステップ・短尺・PKG-)
八王子営業所(寺田)に所属するC20820(2008年式)がプロトタイプなようです。

社番:C20820  方向幕:西55 めじろ台駅経由 西八王子駅南口   成型色:極薄アイボリー

品番N049:東急バス
(ノンステップ・短尺・PKG-)
東山田営業所に所属するH849(2008年式)がプロトタイプなようです。

社番:H849  方向幕:有馬第二団地・野川経由 小杉駅   成型色:銀

品番N050:阪急バス
(ノンステップ・短尺・PKG-)
伊丹営業所に所属する1046号車(2010年式)がプロトタイプなようです。

社番:1046  方向幕:62 総監部前経由 阪急伊丹  成型色:薄橙



■特徴など


= いすゞエルガ vs 日野ブルーリボン2 =
エルガとの違いで先ず目に付くのはヘッドライトでしょう。2つ目が特徴ですね。

旧製品から2灯ライト化への加工を経験された方ならご理解頂けるかな。 この2灯ライトを似せて作るのは結構難儀するものです。 レンズ周囲の面取りの複雑さも去る事ながら、旧製品ではベゼル全体の(傾斜の)角度や縦横等の比率の為か「どうにも似て来ない」「何かが違う」など、どうしても違和感を拭えませんでした。今回の製品ではまずまずイメージを掴んでいると思います。


= PJ- vs PKG- =
これまで出そうで出なかった正調PKG-仕様。 前回の阪神バスセットでも模型上ではPJ-近似(印刷でPKG-タイプを表現)として製品化されてしまいましたが、今回はきちんと非常口後ろの窓が大型化され、ドア側エンジンルーム側面にも細長いグリルが追加された形になっています。

こうなって来るとKL-も欲しくなりますね。当然ブルーリボンでは有り得ませんが、エルガで同じような企画の際には是非一つ。  あ、ついでにLKG-もね^^


= その他 =

窓パーツについてはドア側のみの違いで新たに3種製品化されています。

<A>方向幕中扉直後タイプ(G370) : 山交バス・阪急バス
<B>方向幕中扉戸袋直前タイプ(G371) : 東武バスセントラル・京王電鉄バス
<C>方向幕前扉直後タイプ(G369) : 東急バス

一部の製品ではドア間部分を平滑にして部品を共通化し、サッシは印刷で表現されている例もありましたが、今回は東急バスの方向幕直後を除き逆T及び柱部分の溝(裏の柱表現)もきっちりモールドされています。 また、窓の着色については最近の製品同様窓裏に塗装で表現されているようですので、シンナー等で軽く拭えば落とす事は可能かと思います。

山形交通・東武バス・京王電鉄バスの中扉のステップは、床下格納式ステップを表現したのか銀色の面積が大きく印刷されています。 ただ、ぱっと見た時どうして左側1/5程度が無印刷なのだろうと…?
改めて実車を確認すると、ステップ格納部は若干右にオフセットしているのですね。 漠然と見ているだけではなかなか気付き難い部分、、、ここは流石と言ったところでしょうか。

えー何をやってるのかと言いますと、、
阪神(エルガ)のドア側窓と京王電鉄バスの同窓パーツを組み替えてみた〜の図です。
当たり前ですが相互に入れ替え可能……







……しかし


方向幕の位置も同じ、車体も組み替えられるという事は即ち窓の大きさや位置も同じ。


でもなんでパーツ番号が違うの??




答えはコレ。

画像で判るかな??
このセットの京王電鉄バスと東武バスのパーツは逆Tのスライド部分がサッシレスになっているのです。
こんなところまで表現するか!? 褒めるべきか、余計なお世話なのか非常に迷うところ(笑
ところが、この違いに注意して他のタイプを観察してみると、山交バス・阪急バス・東急バスのパーツはサッシがあるようなタイプ(G368と同じ表現)。 一方で、運転席側のパーツは全車サッシレス(G361のような表現)を採用しています。 あれれ、どうにも中途半端な組み合わせになってますね。 ここまで表現しておいて、何故に運転席側は阪神含めサッシレスで共通(G363)なのだろう……

〜と解釈するより、時期的にブルーリボン2(PKG-以降)はサッシレスがデフォルト?>しかし一部形態のドア側パーツはサッシレス仕様を用意していなかった>せめて運転席側だけサッシレスを組み込んだ〜若しくは、そもそも運転席側の非常口後ろが大きなタイプ=PKG-以降の窓パーツはサッシレスしか用意していなかった〜という流れが予想として妥当なのかな。 枠付きタイプの方がバリエーションが多いという事ならば、裏を返せばKL-ボディーも作ってあるってこと??…なーんて深読み。
空き番号は多いし、何を企んでいるのでしょ??


個人的には、、こんなところに予算使うなら、、、 とちょっとだけ…(汗

後面については5台全てナンバープレートが中央にあり、台座の上に乗った2個のランプで照らすごく標準的なタイプになっています。 =今回のセット、ボディーに関しては全車共通部品と云う事になります。



〜〜ざっくりこんな感じでしょうか。
全体的に卒なく纏められ、個人的にはとりあえず大きな不満はありません。

それじゃつまんね??
あえて突っ込みどころを探すなら、、、、一点だけあるかな。

それは東急バスの樹脂が銀色に戻ってしまった事でしょうか。 いや、バスコレ完成品=製品の品質・機能としては何ら問題ない事です。 ただ、加工する事を考えた場合、他の樹脂との削れ方の違いや接着剤の馴染みが異なるなど、本当に「出来れば」の領域で銀だけは避けて欲しいのが本音です。 なんだろう、この樹脂何となくビニールっぽいような感触があるのですよね。 もちろん加工しようと思えば使えない訳ではないのですけれども。 折角東急バスセットではグレー成型に改善したのに、また元に戻ってしまったのが残念だなと感じてしまった次第です。 
そもそも観光型のように全部白やアイボリーじゃダメなのかなぁ。 観光型はベースの塗色が銀でも例外なく白成型、出来栄えも全く問題ないよね…

まぁ、ブルリ2に関しては個人的には大きな加工はやらないからOKなのかな……
以上難癖でした(汗


関連ページ バスコレパーツ構成一覧表




■おまけ

エルガとブルーリボン繋がりで小ネタを一つ。(かなり無理やりw)

これは以前談義会の際に読者の方よりアイデアを頂いたもので、エルガのシャシーをブルーリボンシティに組み込むとカッコ良くなるというものです。


そう言えば購入当初何となく感じていた腰高なイメージ。 
特にデフォルトでは前輪タイヤハウスの中が大きく覗いてそんなイメージを助長させています。


で、交換すると確かにしっくり来ますね。
それもその筈、アイデアを提供頂いた方は何と実車の裾から路面までを実際に計測したそうな。
すると、通常走行する状態はafterの高さくらいで大体合っており、デフォルト=beforの状態は工場等でリフトアップする際に車高調整機能で目一杯上昇させた状態でピッタリだそうです。なるほど…

これまでのエルガ製品や今回の製品にも使用されているシャシーパーツC08が工作等で余っている皆様、、一つお試しあれ。 僅かで良いので後端を削るとよりすんなり入るようになります。

副産物として、一応実車同様マフラー右出しタイプにもなったりして。



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