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THE バスコレクション 京王バスオリジナルバスセット



初売り:2016年9月19日 「バスまつり2016 in 晴海」会場
品番:K158 K159
価格:2,000円(税込み)


初版アップ:2016年09月20日



2013年に発売された「京王バスオリジナル5台セット」(リバイバルカラーセット)から3年、京王バスとしては2作目となる事業者限定セットが発売されました。 比較的よく製品化される事業者との印象ですが、事業者限定セットとしては2作目と言うのが何か意外な感じです。

内容は京王そのものを楽しむも良し、種車や部品調達に使うも良し、どちらの趣向にも嬉しい構成ではないかと思います。 2つの新規パーツについてを中心に以下簡単にまとめてみました。


品番:K158 三菱エアロスターノンステップ(扁平/初期型) D39901

プロトタイプ 特徴 方向幕 車番 成型色 対応動力
三菱エアロスターノンステップ
KC-MP747K(1999年)
初期型 宿51 副都心経由 渋谷駅 D39901 薄アイボリー BM-01


品番:K159 三菱エアロスターワンステップ L30711

プロトタイプ 特徴 方向幕 車番 成型色 対応動力
三菱エアロスターワンステップ
PJ-MP35JM(2007年)
深夜急行兼用車
(ワンロマ)
深夜急行 吉祥寺駅北口 L30711 BM-02R




== 特徴など ==



プロトタイプは1999年に永福町に投入されたD39901号車です。 京王バスへの移管に伴い、晩年はバスカラー(白・青をベースとした塗色)に塗り替えられました。 現在は多数の同型車と共にアルピコ交通に移譲されているようですので、これをベースにバスカラーはもとより、アルピコ交通へ塗り替えを楽しむのも面白いでしょう。

模型としては中引き戸で非常口後ろの窓が大きい初期型仕様〜〜19弾製品にあてはめると、尼崎市交通局のボディー+左側面に東京都交通局+右側面に尼崎市や豊鉄バスの窓パーツを組み合わせた仕様となります。



バスコレのラインナップ(パーツのバリエーション)として見た場合、この車の目玉は何と言っても外気導入口付きの三菱初期型パッケージクーラーでしょう。

何処かで似たようなものを見たような・・・??

そう、14弾「東京空港交通」や19弾「豊鉄バス」に乗るものも同じく初期型パッケージクーラーですね。
しかし、一見これを逆さにして外気導入口を取り付ければ同じでしょ〜と思いきや、コンデンサ側の向きを揃えるとエバポレーターユニットが逆を向いてしまうという、地味に厄介なクーラーだったのです。(車体に対してエバポレーターの向きは常に一定と言う事でしょうか) これを真面目に作ろうと思うと、リブを一旦全て削除した後に再建するか、パーツを2つ用意して二個一的な改造が必要。 この時期の車且つ車体中央に搭載される場合に多く使われているだけに、製品化された事は嬉しい限りです。

あとはツーステップ車用のエバポレーターユニット・エコハイブリッド車の電池ケースが揃えば、エアロスターの屋根上機器はコンプリートかな?




こちらは京王バス東・調布営業所に所属するL30711号車です。 深夜急行用のワンロマ車ではありますが、日中は一般の系統でも活躍しているそうです。 所謂「バスカラー」を上手くアレンジした如何にも特別な車と言った装いが何だか楽しい&恰好良いですね。一般車をズラーっと並べた中にこれをちょいちょいと、、、良い絵です^^



ボディーについてはバスコレでは採用例が多少ないPJ-タイプボディーを使っていますので、PJ-以前を作る場合はこれを種にするのも一考です。 良く見るPKG-ボディーとは左側面尿素注入口周辺の様子が異なります。

それにしても、屋根後端に描かれている白い線(模様)は何を意味しているのでしょうか?



ボディーは今時の仕様となっており、動力ユニット対応として大黒柱や窓パーツ前扉下のリブを削除、前輪内側にテーパー処理が施されています。

また、左側面のメトロ窓パーツ(今回が初)が個人的には目玉です。 15弾にラインナップされていた京阪バスの物とは方向幕設置スペースの位置が異り、私が良く作る神奈中のKC-世代のワンロマやスヌーピーバスの初期型にも都合が良かったりします。部品番号はG290。15弾当時の製品(京阪用の窓)と続番な事から、通常弾製作時に既に用意されていた可能性が高そうです。 作ったけれども使っていない部品〜他にも結構あるのかな?? 右側面は京阪と共通パーツ=G295となっています。



シャシーと内装パーツについてはどちらの車もこれまでのものを使っているようです。

実物の初期型ノンステップ車にはリアアクスル上のシートが向かい合わせになっているケースが散見されますが、京王のこの車は前向きシートだったようで、バスコレでもお馴染みのS56が使われています。 S56は元々背高タイプのノンステップ用として作られた為、扁平ノンステップ向けとしては座席が1列分多いかも知れません。

ワンロマの方もこれまでの一般路線車と変わらないものですね。二列シート中心の内装はちょっと欲しかった気もしますが、これもノンステップ同様コストを考えれば致し方なしでしょう。





箱はシンプルな窓付きタイプを使用しています。
若干開き気味の箱は多いものの、私が購入したものには開封した跡などは見受けられませんでした。

■付属ステッカーの内容

・D39901向け
「渋66 代田橋経由 阿佐ヶ谷駅」「宿33 方南町経由 永福町」「鷹64 三鷹駅南口」・「京王電鉄バス」車体表記

・L30711向け
「吉14 三鷹市役所経由 吉祥寺駅」「深夜急行 府中駅」「新宿駅西口」




以上、ざっと駆け足でまとめてみました。


■関連ページ

バスコレパーツ構成一覧表





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