きまぐれレビュー  No.079 きまぐれレビュー表紙へ
<THE バスコレクションJRバス東北2台セットA JRバス東北2台セットA2>



  JR東北バス2台セットA 初売り:2011年8月12日(一般流通) 品番:N037/N038 価格:1,470円(税込み)
  JR東北バス2台セットA2 初売り:2014年3月21日(一般流通) 品番:N069/N070 価格:2,000円(税抜き)


  初版アップ:2014年05月05日



2011年8月に発売された「JRバス東北2台セットA」は好評からか長らく品薄状態でありましたが、2014年3月に一部車種を入れ替え+車番等の表記類を変更の上「A2セット」として発売されました。

(新)セレガ=みずうみ号は車番とLED表示を変更の上「A2セット」に、エアロバスは白樺号に変更の上同時に発売された「Bセット」に、その代わりにセレガRのスワロー号が新たに「A2セット」に含まれています。

「A2セット」「Bセット」共に片方は「Aセット」のほぼ焼き直しを封入し、もう片方に新規製作車を加える事で変化を付けて、、ってな具合に上手い事やってます(笑  商品戦略を考えれば当然ですし、私が担当でもそうしますが… まぁ要するに前回買った人も「2つ買ってね」って事なのでしょう。

で、今回は新発売された「A2セット」と共に、何やらレポを書いていなかったらしい「Aセット」も同時に取り上げてみました。 当方どの車も詳しい知識を持ち合わせておりませんので、カタログに毛の生えた程度の紹介とお考え下さい。



品番 N037 日野セレガ [JRバス東北2台セットA]

プロトタイプ 特徴 LED表示 車番 成型色 対応動力
みずうみ号・LKG-RU1ESBA 折戸 十和田湖 H647-10408 薄緑 非対応(要工夫)



品番 N038 三菱エアロバス

プロトタイプ 特徴 LED表示 車番 成型色 対応動力
おいらせ号 KL-MS86MP
折戸 十和田湖 H644-00417 BM-03



[NEW] 品番 N069 日野セレガ [JRバス東北2台セットA2]

プロトタイプ 特徴 LED表示 車番 成型色 対応動力
みずうみ号・LKG-RU1ESBA 折戸 青森駅 H647-10407 薄緑 非対応(要工夫)



[NEW] 品番 N070 日野セレガR [JRバス東北2台セットA2]

プロトタイプ 特徴 LED表示 車番 成型色 対応動力
スワロー号・KL-RU4FSEA 折戸 久慈駅 J647-04410 BM-03




= 特徴など =


ご覧のようにほぼ同一で製作。 車体の印刷は車番とLED表示を変更し、パーツ構成では使用されているホイールが唯一異なります。 初回製品=「Aセット」の方はトピー工業製10穴アルミホイール、今回の「A2セット」では「中央高速バスセットA」で初出しされたISO10穴アルミホイールを使用。
WEB上にある写真ではトピー工業製と思われるものを履いている姿を多く見ますが、場所柄スタッドレス等で履き替える事もありそうなだけに、どちらが正しいかは書かないでおきます。〜と言うか判りません。



上が「Aセット」に使われているトピー工業製10穴アルミホイール、フィン状のリブがあるのが特徴です。
下は「A2セット」に履くISO10穴アルミホイール。 ハブの色入れも手伝って格好良く仕上がっています。



色はご存知E5系新幹線のそれ。「Aセット」「A2セット」での差も殆ど無く同一と言って良い仕上がりです。 同社製新幹線とは僅か濃いかな?程度で、並べても極端な違和感はありません。
ライトはバスコレ得意の印刷で違いを表現する手法。一応LKG-相当のレンズ割にはなっています。

ナンバープレートが何れも8823(平仮名は異なる)なのも面白いです。
姉妹車のいすゞガーラにも同色の車が居るようです。



「Aセット」に封入される三菱エアロバス(おいらせ号)です。
プロトタイプと同じく、ホイールベース6150mm、バンパー形状と右出し排気管などKL-相当の車体が使用されています。 煩く言えば、バスコレでは前輪後ろのグリル形状からデンソークーラー仕様ですが、実物は三菱クーラーと思われます。 バスコレのエアロバスは折戸=デンソー、プラグ=三菱として作られており、折戸+三菱は今のところ製品化されていません。

ホイールについてはトピー工業製タイプを使用しています。



「A2セット」で新たに追加された日野セレガR(スワロー号)です。
新セレガの派手な塗装も相まってJRバス東北2台セット(セット3種・計6台)の中では比較的地味なイメージを持つ同車ですが、工作を趣味とする方には実は一番の目玉商品だったりします。

〜と言うのは、10弾で発売された旧セレガ一連の製品は前面各所の寸法取りに難があり、例えば側面から連続する帯など、パターンによっては結構なアレンジが必要になる事があります。 その後京浜急行オリジナルセットのセレガRでこれを改善した製品が発売されましたが、ご存知のように既に入手難。 ここに来て2回目の販売〜それも一般流通品というのも嬉しいポイントなのです。

ホイールについては、同セットのみずうみ号同様ISO10穴アルミホイールが使われています。 本来ならばJIS10穴が正解?とも思われますが、ハブの形状に僅かな違いはあるもののほぼPCDの違いだけですので、ここはパーツ流用としたのでしょう。 念の為バスコレの10穴アルミホイールを測ってみると、 ホイール径=3.8mm PCD=2.2mm強 新ISO規格の22.5インチホイール(PCD=335mm)のそれとぴったり。 やはり新ISO仕様として作られているようです。



当初発売されたセレガRとの前面比較。
バンパーの厚みから窓ガラスの大きさまで随分と変更されています。



前面の改良と同時に、非常口下にあるパネルラインが消されています。
簡単に検索を掛けてみたところ、セレガRではこの部分にパネルラインが無いケースが多いようです。

って事で、目玉商品でしょ??





表紙は若干デザインが変わっているようです。
事業者限定品のようなステッカーは付属していません。

■関連ページ

バスコレパーツ構成一覧表

JRバス東北2台セットB


■マメ知識

最近発売されたセット用にはブリスターに品番を刻印。 形も若干異なります。




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