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<THE バスコレクション 江ノ電オリジナルバスセットU>



初売り:2013年09月21日 江ノ電バスフェスタ2013 @江ノ電バス湘南車庫
品番:K105/K106  価格:1,500円

初版アップ:2013年09月27日



出ました江ノ電オリジナルバスセットU。
その内容が告知された時、余りにもガチ過ぎて逆に心配になってしまうほど、、、 それほど近年に於ける江ノ電バスの代表車種(数が多い車)のツートップの製品化です。 3Eや5E等〜どんなシャシーだろうが富士重工製長尺ボディー(ほぼ)一択〜〜的な潔さが特徴だった懐かしい時代も好きですが、これはこれで現代を語るに外せない車、 神奈中セット2に続き地元バスのガチ車種の製品化はやはり格別なものです。

また、そう言った贔屓目を抜きにしても(工作種として見ても)使い易いベーシックな形態とあって非常に買い易い内容も魅力、発売を楽しみにしていました。

以下はいつも通りの簡単レポ。 個人的な主観も含まれていますが、そこは各々フィルターを掛けて頂き、ざっとご覧いただければ幸いです。


品番K105 富士重工7E (UD・短尺・一般車仕様)

プロトタイプは1996年に横浜営業所に投入された322号車です。 過去の3Eや5Eの頃は江ノ電と言えば長尺〜と言うイメージが先行しますが、7Eと括ると実は短尺も多く、この車も1996〜1998年に掛けて20台以上が投入され江ノ電バスの中では大所帯を形成していました。

成型色 : ベージュ  方向幕 : 日の出町・上大岡駅 栗木  車番 : 322

品番K106 三菱エアロスターワンステップ (PJ-以前仕様)

プロトタイプは2004年鎌倉営業所に投入された217号車。 昨今の江ノ電バスでは極めてベーシックなイメージを持つ車で、それもその筈2001〜2004年の間に35台余りが投入され、似た雰囲気を持つKC-代を合わせると50台越え。 少数ロットが目立つ江ノ電バスに於いて今を語るなら絶対に外せない中心車種なのです。

成型色 : ベージュ  LED表示 : 天神橋・日野 上大岡駅  車番 : 217




= 特徴など =
何の変哲も無い日常〜 純正UDシャシーのベーシックな7E(短尺)でしょうか。
前面方向幕の基部(方向幕を印刷する部分)は改善されていないようですが、それを見越して印刷位置も調整してある為、真正面から見る分には不自然さは軽減されました。 まぁしかし、斜め上から見てしまうとやっぱり……な事から、早いうちに修正される事を期待したいです。
窓ガラスは5台セットAの川崎市交通局と同じパーツです。


目玉は何と言っても標準ボディーこれに尽きましょう。 これまで7Eの短尺仕様は鳴門市企業局のいすゞシャシー架装車を除けば全てCNG車でしたので、UDで一般型を真面目に作ろうと思うとかなり面倒な加工が必要でした。特に右側面は… 純粋に江ノ電としても欲しい〜種車としても有用〜嬉しい製品です。


試作品では尿素給水口が付いたPKG-が使用されていた事から若干の心配はありましたが、そこは改善されていて先ずは一安心。 欲を言えばクーラーが相変わらずの4個ファン仕様なのは残念かな、、 作っていないのだから仕方の無い事ですけれども…そろそろ作っときません?富さん。


・LKG-タイプ : 全国バスコレ西日本鉄道
・PJ-以前タイプ : 南海バスセット・走行セット封入名鉄(同白バス)・江ノ電バスセットU
・PKG- : 上記以外全て

PJ-以前タイプは何故かパネルラインが1本多いのも特徴。 これは良し悪しかな…


右側面は4月に発売された全国シリーズの西鉄と同じ形態を採用、PJ-以前仕様の左側面との組み合わせはもちろん初となります。 使い勝手が良いかは正直微妙なところですが、江ノ電バスの実車には腰部に蓋がある事から極力似せて来たと言う事でしょう。


前回セットの一般塗装=96MCとの色の比較です。
やはり若干の違いはあるものの神奈中セット程の差ではありませんので、並べてもまぁ我慢は出来るレベルです。 個人的には今回の色の方が断然好み。 前回セットは少し余計な色が混ざっている(青っぽい何かが…)気がしており、今回は1/150の模型として見てもかなりイメージに合致した色になっていると思います。 オレンジは帯は僅かに濃くなりましたが、ほぼ同じ色と言って良い範囲かと思います。


もちろん今時の製品よろしく動力ユニット対応。
エアロスターのドア側窓ガラスは組み込みの際邪魔になる前扉下のリブが削除されています。

7E(K105)にはBM-001、エアロスター(K106)にはBM-002各動力ユニットが適合します。


神奈中セットの黒サッシが大量に余っている、、、そんな人には一台くらいこんなお遊びもお勧めです。
当然黒サッシ仕様は今時の新車ですから、本来は尿素給水口の蓋が付く上屋根上もデンソークーラーが正しい〜この状態ではあくまでタイプとなりますが、バスコレはこんな風に遊ぶのもアリだと思うのです。

もちろん私が作品として作るなら各所違いを盛り込みますし、話の内容も細かい話になってしまうでしょう。 しかしそれはまた別のお話。 製品で手軽に遊ぶならこれで十分楽しいと思います。




= パッケージなど =

パッケージ真正面(表裏)

開封痕等人為的な形跡については手持ちにはありませんでした。概ね大丈夫っぽいです。
ちなみに、箱書きに書かれた各車の紹介文が優秀過ぎて書く事が無くなったってのはチラ裏です(汗

■付属のステッカー

・方向幕(LED表示)
7E用 「大船駅・常楽寺 鎌倉八幡宮」「上大岡駅・日の出町 横浜駅」「江ノ島電鉄
エアロスター用 「明治学院大学南門」「京急ニュータウン」「小田急分譲地循環・戸塚駅」

・その他
「運賃前払い表示シール」

ちょっ、、"京急"ニュータウン "小田急"分譲地循環 て!
グループ会社の小田急は兎も角、京急を入れて来るとはw 正月限定八幡宮と良い、これは中の人が判って=狙ってそうしましたねと小一時間(ry  その分戸塚駅〜大船駅 戸塚駅〜飯島団地等の歴史ある超メジャーどころが無いってのも振り切ってますなぁ…

こういったベーシックな車のセットは個人的には本当にあり難い反面、グッズとしての色気(華)は削ぐ事になりますので、そういう意味でも随分思い切りの良いセットだと感じました。 お陰で下のような光景も安易に再現出来る訳ですし、これで前回発売されたえのんくんバスも映えるってもの。 工作趣味なら目立つ車を一台作るだけで並べて楽しめる事にもなり、今後少しレアっぽい車種が製品化されてもこれさえ揃えておけば絵になる訳です。

細かい点やバスコレ特有の個体差を除けば、仕上げや色の雰囲気などとりあえず文句なし。
派手さは無いですがその分ベーシックな安心感…地元故の贔屓目を除いても良いセットだと思います。

関連ページ : バスコレパーツ構成一覧表




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