きまぐれレビュー  No.059
<全国バスコレクションシリーズ第1弾 各種エアロスター>
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初売り:2013年03月27日 (JB004のみ2013年04月20日) 一般流通
品番:JB001/JB002/JB003/JB004  価格:1029円(税込み)

初版アップ:2013年03月30日
JB004等追記・価格間違い等訂正他:2013年4月26日
JB001再生産品些細な相違追記:2013年9月29日日


バスコレの新シリーズ『全国バスコレクション』が発売されました。 先ずはエアロスターノンステップが新規製品化。 ワンステップ車体を無理やりノンステップ化したような大仰な形態、その違和感アリアリの姿が妙にツボに嵌る管理人です。 以前改造でも幾つか作ってみましたが、昨今の普及振りを見ると1台2台では到底満足出来ない… 非常に手間の掛かる改造となりますので、成型品としてきちんと製品化して頂けた事は素直に嬉しいです。 早速購入して来ましたので簡単な製品紹介など書いてみました。 〜といっても今回は突っ込みどころが無いぞ…! レビューは少々物足りないかも知れません(笑

まず店頭でビックリしたのはブリスターパッケージであったこと。 これまで通りの個装箱に精々窓が付く程度?と予想しておりましたが、これまた思い切った事をして来たなと。 ここまで見えてしまう&1台単位のオープンパッケージ〜これの意味する所は一々書きませんが、何れにせよ結構な本気度を感じました。 トミーさんガチで来てますね。

品番JB001 東京都交通局 三菱エアロスターノンステップ LKG-MP37FK (LKG-・短尺)

プロトタイプは江東営業所に所属する2011年(度)投入のL-W436号車。 既に都営バスでは100台を超える同型車とあり、1台単位で好きなだけ買えるとなれば都営バス好きの私にはとても助かります。
肝心の出来栄えの方も、プロポーションや細かな作り分けなどしっかり考証されており、出来ればべた褒めは避けたいひねくれ者としてはちょっと悔しい気もする「突込みどころなし」(笑 ベースとなるアイボリーの黄色味も一時の製品より抑え気味&UVカットガラスの色も塩梅良く、とてもよい雰囲気に仕上がっています。

成型色 : 薄クリーム(アイボリー) / 方向幕 : 都07 境川経由・門前仲町 / 車番 : L-W436
対応動力ユニット:BM-01 (使用するスペーサー:B1+R1+L1)

品番JB002 名古屋市交通局 三菱エアロスターノンステップ PKG-MP35UM改 (PKG-・標準尺)

プロトタイプは浄心営業所の2009年NF-26号車。
こちらは上の都営とは違い長さが長い標準尺をきっちり製作しています。 PKG-ではまだ型式認定を受けておらず、ワンステップ=MP35の改造扱いと言う形を取っていました。 通常の扁平スチールホイール+尿素水注入口の位置違いなど、排ガス規制による特徴を表現してあります。

成型色 : 白 / 方向幕(LED表示) : 名駅[幹]2 長良橋・名古屋駅 / 車番 : NF-26
対応動力ユニット:BM-02 (使用するスペーサー:B6+R7+L7)

品番JB003 大阪市交通局 三菱エアロスターノンステップ LKG-MP37FK (LKG-・短尺)

プロトタイプは港営業所の2012年式62-1662号車。
こちらは都営と同じく短尺仕様です。 画像は素のままの状態ですが、パッケージにはリアホイールカバーがユーザー取り付けパーツとして添付されています。 前面横の短くなった雨トイも忠実に再現されています。

成型色 : 薄アイボリー / 方向幕(LED表示) :88 大阪駅 / 車番 : 62-1662
対応動力ユニット:BM-01 (使用するスペーサー:B1+R1+L1)

品番JB004 西日本鉄道 三菱エアロスターワンステップ LKG-MP35M (LKG-)

プロトタイプは土井自動車営業所の2011年式3636号車。
全国バスコレクションシリーズ第1弾の中ではこの製品だけエアロスターワンステップです。 15弾で製品化された同車種ですが、この製品では蓋の位置変更やISO10穴ホイールが使われるなど、後発のLKG-仕様として製品化されています。

成型色 : 白/ 方向幕(LED表示) 都市高24C 天神北ランプ・八田団地・松島五 天神/蔵本
車番 : 3636  対応動力ユニット:BM-02 (使用するスペーサー:F2+B6+R7+L7)


= エアロスターノンステップの特徴 =

前面・後面については全て同じ形態〜ワンステップ車とも同じです。 もちろん窓パーツも共通。

これまでのバスコレでは一度に製品化されるケースが少ない尺違いですが、今回は最初から短尺と標準尺がラインナップされています。 タイヤ間の寸法が実車で500mm 1/150で3mm強違いがあります。

ワンステップ車と並べると…
ノンステップは前扉にグライドスライドドアを導入する為フロントオーバーハング(前輪より前の部分)が長くなっています。 その為、ノンステ・ワンステを並べると見事な階段状に^^
短い車が多いバスコレを見慣れていると、標準尺のノンステップは大きく感じますね。

登場時期によって異なる排ガス規制適合仕様〜尿素水注入口位置やホイールの違いなども再現しています。 まだ発売されていませんが、発売予定にあるJB006神戸市交通局はQKG-としてアナウンスされておりますので、こちらも蓋の形態違いに期待したいです。 都営の蓋に付いている黒い点はゴミではなく指掛けです。印刷細か過ぎヾ( ̄o ̄;)

ISOスチールホイールはこれまで走行セット付属品又は限定品だけの採用でしたので、この製品の発売で入手性が良くなりました。 これも加工を楽しむ者には嬉しいニュースです。

角型ファンカバーは従来より幅が広くよりイメージに近い改良タイプを採用。 このパーツはブルーリボンシティハイブリッドに使われているもの(断面の台形状を緩和した改良品)とも違い新規製作品と思われます。 車体より若干浮くように設計されているようにも見えます。
※丸型の通風機カバーは都営が小さく、名古屋市と大阪市は大きなタイプを採用しています。

追記1:JB004西日本鉄道の前頭部には大きい方が採用されています。

※追記2:JB001は初回ロットの一部と二次ロット(2013年9月再生産品)では名古屋・大阪・西鉄等と同じ若干大きなものが使用されています。

こちらも僅かな違いですが一応専用パーツです。
短尺用シャシーについてはブルーリボンハイブリッドと寸法的にも形態的にも非常に良く似ていますが、角のRと前端部がほんの僅かに異なります。 また、組み易さを意識したのでしょうか、内装とシャシーが組み合わさるよう中央部に勘合用のボスが設けてあります。 標準尺用は短尺用をアレンジしたものをそれぞれ新規製作しています。

もちろん動力ユニットフレンドリー仕様を採用。 前輪内側がテーパー処理され、車体中央の柱はありません。 屋根裏前寄りにある状のモールドは動力ユニットとの間隔を保つ為のものです。

JB003大阪市交通局には左側面の後輪に取り付けるホイールカバーが添付されています。 残念ながら黒いプラに塗装されている為、ランナーから切り離すと黒が覗いてしまいます。 車体と同じようなプラで成型して頂ければ目立たなかったのですが… この製品で無理やり減点箇所を探すならこれかなぁ。
従って作例ではファルベ(F-MODELS)の#27クリーム10号をタッチアップして組み込んでいます。
車体へは接着剤を付けずともそこそこフィットしますが、心許ないのは確かですので、ほんの僅か透明ゴム系接着剤などで補助してやると良さそうです。

下は試しに別形式の車体に取り付けてみた図。 似たようなホイールアーチを持つ車なら何となく嵌ってしまいそうです。 ブルーリボンなども付いてしまいました。 ただし、アーチ部にあるリブの出っ張りのせいで一部浮いてしまうケースもあります(例えばエアロスターKなど) リブを削れば問題は無いですが、それ以前に、実車はボディーによってカバーの形も違うようですのでそこは要研究or妥協ですね。  ちなみに、同時に発売された7E短尺セットに封入されているものとも形が全く異なります。

改造工作する人ならトレジャータウンさんのパーツを貼った方が薄くて色々なタイプが揃っているので良さそうではあります。


= エアロスターワンステップの特徴 =

こちらの製品は当初予定より一月遅れで発売されました。 パッケージはJB001〜003同様ブリスターパッケージです。 何故か一度開封した形跡のあるもの(セロテープを切って上から貼り直したと思われるもの)と、開封痕の無いものと両方あるようです。 製品的には見比べても殆ど違いは無いようですが、あえて言えば、前面帯など一部の色味がほーーんの僅か違うような気がするような…?? まぁ気のせいレベルですので特に意識しなくて良いかと思います。 何か入れ忘れた?

今回はエアロスターワンステップ製品では初となるLKG-仕様として製品化されました。
一番判り易いのは画像丸囲みの部分でしょうか。従来製品と造作が異なっています。

ついでなので、これまで製品化された同車種中引戸タイプの車体バリエーションをおさらい。

■(KL-)PJ-タイプボディー
この頃は三菱純正エンジン+尿素SCRシステム非搭載ですので、エンジンルーム横のパネルにAdBlue注入口の蓋がありません。 運転席側=右側側面についてはPKG--仕様と共通です。その為この面の細かいディティールについては一部オミットされています。

→使用製品 : 南海バスオリジナルセット / 走行セットB1付属 名鉄バス 及び 未塗装バス

■PKG-ボディー
尿素SCRシステム搭載に伴い尿素水=AdBlue注入口の蓋が設置されました。 バスコレではこの時期の車輌が基準となっているようで、現在殆どの製品がこのボディーを使用しています。

→使用製品 : 15弾北海道中央バス / 関東バス / 名鉄バス / 京阪バス / 阪急バス / 神姫バス
 / 広島バス / ジェイ・アール北海道バスオリジナルバスセット / 箱根登山バスオリジナルバスセット
 / 神奈川中央交通オリジナルセットU


その他、15弾東急バス / ケース付属未塗装バス / 名古屋市交通局セット2 / 江ノ電オリジナルバスセットについては、この時期のボディー+前折中4枚折戸の組み合わせで製品化されています。

■LKG-ボディー
AdBlue注入口の位置が変更されました。 また、良く見るとドア前のパネル分割ラインが一本無くなっており、実際にこのようなタイプを採用する事業者は多いようです。 右側面は逆にパネル分割ラインが一本増え、中ほどに蓋が設置されています。 流石に短くなった雨トイまでは再現されていないようですが、銀色の印刷が途中で途切れているのはこれを意識しているのでしょう。

→使用製品 : 全国バスコレクションシリーズ 西日本鉄道

ノンステップ同様こちらも動力ユニットフレンドリー仕様となっています。
15弾発売当時はまだ走行システムが存在しなかった為、車体中央に柱が設置され、前輪タイヤハウス内側にもテーパー処理が施されていませんでした。 少し前に発売された神奈川中央交通では初めて対応品のボディーを使用して来たものの、窓パーツについては前扉下部分にまだリブが残っており、動力ユニット組み込み時はこの部分をカットする必要がありました。 今回は同時に発売された走行セットB1付属の名鉄バスと同様リブが削除され、車体は無加工で取り付け出来るようになりました。

付属のバス停。 管理人的に地味に欲しかったパーツです。 何故って……右から2番目=ランナーC のタイプは地元神奈中でも長らく標準だった百合型なのですよね^^ 流石に走行セットや停留所を沢山買うには少しばかりお財布に優しくない、、これで今後は気にせずとも勝手に増えて行く筈です(笑
さらに、ランナーの左部分に土台のようなものが付いたのも今回から。 走行セットA・A2ではこの部分はありませんでした。(同時に発売された走行セットB1・B2・B3はこの画像と同じものです)

付属のステッカー〜特にバス停部分はトミー伝統の?「井中駅」「町中駅」などの超デフォルメ表記ですので、とりあえず形にする程度のものですね。 以下は方向幕(LED表示)の内容です。

JB001 東京都交通局 : 東22 錦糸町駅 錦18 新木場駅
JB002 名古屋市交通局 : 名駅[幹]1 大曽根駅 名駅15 西部医療センター
JB003 大阪市交通局 : 88 天保山 88 なんば
JB004 西日本鉄道 : 都市高27B 香椎浜ランプ みどりが丘団地  都市高24C 松島ランプ 土井(営)





〜〜ざっくりこんな感じでしょうか。
今回は特に文句なし。 何だか久し振り、、ってか初めてかな? 突込みどころが思い浮かびません。
勿論塗装についてはまだまだな部分は否めませんが、職業柄コスト事情がある程度想像出来るだけに、そこは値段相応として私の中では処理しています。 値段は少し上がってしまいましたが、売り方や出来栄えを考えれば十分その対価分(以上)はあると感じました。良い製品です。

この調子でKC-/KL-〜PJ-のぺったんこノンステップも期待してますよ^^


関連ページ : バスコレパーツ構成一覧表



=番外=
ブリスターパッケージ… 買う側にとってある種メリットが大きい訳ですが、収納を考えるとちょっと収まりどころが悪いのも事実ですね。 手持ちで良いものが無いかと物色したところ、100円ショップなんかで売っている画像のようなストッカーが丁度良さそうです。 高さの関係で縦に短冊状に入れる事は出来ませんが、横に寝かせて互い違いにして重ねれば12台は入るようです。

最後に、、とってもキニナル点を一つ^^

えーパッケージ右端にあるこの部分↑
ベルマーク、、いやいや山崎パンよろしく『 1点!』キリトリ線アリ〜なこれは一体……??
同時発売の7Eセットには付いていませんので、全国〜シリーズだけなのかも知れません。


何か期待して良いのかな??
例えば…30点で無塗装バス、50点で特製ケース、、、、、、100点で金メッキピカピカバス(イラネ、、、、、





、、、、、、10000点で好きな車種製品化! とか(←ない

今のところ何もアナウンスは無いですが、暫くパッケージは捨てられませんね(笑
トミーさんこれなーに?




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