BLOG-BILOG  No.041
<THE バスコレクション 神奈川中央交通90周年記念セット>
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  初売り:2011年07月03日(神奈中バス90周年イベント会場@厚木営業所)  品番:K068/K069


バスコレを収集/工作を始めて早8年余り。 ようやく、、ようやく出ました神奈中バス!!
今や保有台数全国一位を誇る事業者にも関らず、ことバスコレに関しては絶対出ない伝説さえもが真しやかに囁かれるほど無視され続けた事実。正に待ちに待った製品化の一報でした。当然出るだけでも感慨一入な訳ですが、その内容のびみょーーーーさも相まってエリアの方・ファンの方にはいろんな意味で「涙」な事件だったでしょう(笑

内容の微妙さ加減については散々話して来ましたのでここでは触れませんが、兎にも角にも次があって欲しいですね。是非Part2〜に期待したいところです。「90周年だからたまたま作ったんだよ」〜なんて寂しいことは言わないで……

ちなみに品番はK068+K069。K066とK067は何処行った?(お約束


さてさて、少々遅くなってしまいましたが、最近サボリ気味だった簡単インプレを書いてみました。
ぶっちゃけ「製品化された」事実以外特段書くようなネタはないのですけれども……ってな訳で本当に簡単にまとめてみました。何時も通りさらっと斜め読みして頂ければ幸いです。



品番K068 三菱エアロバス (WB6000mm=PJ-・空連仕様)

ホイールベースは6000mm=PJ-〜仕様にタイヤ間をトランクルームとした空連向けを踏襲しており、造形的/部品構成的には14弾製品のことでんバスと全く同じ構成で製品化されています。実車は2007年式のPJ-MS86JPで社番は「ひ852」。主に成田空港線で活躍しています。

成型色は白に近い極薄ベージュ、方向幕は『 成田空港 』


 

品番K069 三菱エアロスターS=実質/西工96MCスペースランナー<type-1(特注)・汎用テール>

こちらは2009年初頭に入籍した三菱PKG-AA274KANで社番は「あ33」。 西日本車体工業事業撤退の絡みで、神奈中バスでは最後に投入された西工ボディーのグループです。行き先表示が「神奈川中央交通」なのがちょっと残念? 一応付属のステッカーには「厚08」が収録されていますが、やはり日常の営業形態を印刷して来て欲しかったかな。

成型色は『 からし色 』、方向幕(LED)は『 神奈川中央交通 』 社番は『 あ33 』と表記されています。



エアロバスについては14弾製品の「ことでんバス」と全く同じ部品構成。 空連向けのコンデンサ一体クーラも同じ部品です。 屋根上のロゴがとっても良い感じ^^



神奈中バスと言えば運賃幕〜と云うほど今の新車でも頑なに守り続けている仕様ですが、なんとバスコレでも新規金型にてきっちり再現してあります。 造形的な目新しさで言えばこのセット唯一の特筆事項でしょうか。 窓下の点検蓋も一つで大型になっています。

神奈中バス向けと考えれば当然嬉しい作り分けとなりますが、改造種車として見た場合はこれのお陰で使い難い車両になってしまいました。 神奈中以外の事業者向けには5台セットの佐世保市交通局をベースにする方が無難でしょう。



比較的後期に入った汎用テール仕様、デンソパッケージクーラーなど、屋根上通風機と前面を除けば5台セットの佐世保市交通局と同じです。
今回リアのLED表示は枠だけ=窓の表面に印刷、表示=窓の裏に印刷されています。 リアウインドパーツのツメぎりぎりに印刷して来るとは恐れ入りました。

=車体の色=
初見では若干黄色味が強いかなと感じましたが(画像では余分に黄色く見えますが…)、今一度実車と見比べると確かにこの程度黄色味は強く、実は非常に良い塩梅で塗られているようです。※
「1/150の小スケールで実物の色をそのまま塗ると濃く見える」と言う錯覚(色の面積効果)を考えれば多少バイアスを入れた方が実感的になる場合もありますが、調色するにしても非常に微妙且つ難しい色ですから、工作の際はこのまま基準として間違いないかと思います。(製品と並べる意味も含め)
一つでも製品化されれば色の基準が掴み易くなる。。こんな意味でも工作ファンにとって製品化は嬉しい事ですね。  全く参考にならない時もありますけれども…


※特に最近の新車は黄色味が強い気がします。経年車は褪せているだけ??



側面のフラッシャ(ウィンカー)の印刷若干ずれています。 下の実車画像の通りバスコレのモールドより若干低い位置僅かに帯と横の蓋の位置関係から印刷の位置で大体合っている事が判ります。  バスコレお得意の仕様といいましょうか、テールのモールドが無い部分に印刷で表現したり、今回もと過去の製品でも良く見る

よく好みもありましょうが、私個人としてはあんまり好きではないかな。大きな違いならともかく



一応パッケージ表裏。
開封痕は私が購入した中にはありませんでした。


関連ページ : バスコレパーツ構成一覧表




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