BLOG-BILOG  No034
TOMYTEC THEバスコレクション 第14弾 三菱エアロ/パノラマデッカー
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最終更新 2009/10/02/16:30(3次修正=冷房機器開口部/ボディータイプまとめ表/窓パーツ/ホイールの項)




バスファン〜特に観光型バスファンの皆様にはド本命とも言える三菱エアロバス、ちょっとだけ変化球気味な感じがしなくもない?パノラマデッカーがバスコレ14弾として発売されました。

エアロバスはGMキット等にあった初代ではなく、MS8系=U-〜PJ-まで製造された2代目エアロバスが選択されています。 現行でもよく見る形ですね。
パノラマデッカーはMS5系ではなく後期形のMS6系を、客窓は直立メトロタイプが選択されました。

昨今のバスコレよろしく作り分けも多彩、早速ですが観察して気付いた点等レポートしてみました。


関連ページ バスコレパーツ構成一覧表


■製品画像

●北海道中央バス
2代目エアロバスでは初期となる1992〜1994(U-)の頃を意識しています。

ハイデッカー・初期型前面・マフラー左出し・プラグドア・WB6150mm仕様・成型色=極薄いクリーム

●JR関東バス
ハイデッカー・改良型前面・折り戸・WB6150mm仕様・成型色=極薄いクリーム

●東京空港交通
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・空連用(W間全トランク)・初期クーラー・WB6150mm仕様
成型色=極薄いクリーム

●京王バス
ハイデッカー・改良型前面・折り戸・逆T字窓・WB6150mm仕様・成型色=白

●帝産観光バス
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・WB6150mm仕様・成型色=薄いクリーム

●名鉄バス
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・全固定窓・WB6150mm仕様・成型色=白

●西日本JRバス
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・WB6150mm仕様・成型色=極薄いクリーム

●神姫バス
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・WB6000mm(PJ-)仕様・成型色=白

●ことでんバス
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・空連用(W間全トランク)・PJ-用クーラー・WB6000mm(PJ-)仕様
成型色=空色

●九州産業交通
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・WB6150mm仕様・成型色=白

●北陸鉄道
パノラマデッカー後期形・スチール+ホイールキャップ・成型色=薄いクリーム

●両備バス
パノラマデッカー後期形・マーカー&ロケットマーカー付属・成型色=白

●シークレット:神姫バス(神戸市内定期観光 K-QUEEN)
ハイデッカー・改良型前面・プラグドア・マフラー左出し・ブロンズガラス・WB6150mm仕様・成型色=紫
神戸市交通局の定期観光バス事業撤退を受けて神姫バスが運行するK-QUEEN。 品番はS-022

●ケース付属の白バス
ハイデッカー・初期型前面・プラグドア・WB6150mm仕様・成型色=灰白
通常品の北海道中央バスとパーツ構成は同じです。




■特徴など
(さらに気付いた部分があれば追記します)

<エアロの前面は3種>
・左=バンパー下部の形状が初期の形(U-=1992〜1994年の頃)
 →北海道中央バス / ケース付属の白バス

・右=KC-以降に見られる改良タイプで行灯がない
 →帝産観光バス
単純に凹みが無いだけではなく、ライト下部の溝が左右に通すように彫られているなど、行灯付きとは異なる部分があります。 従って(細かい事を言えば)行灯付きの製品を種車として行灯なしを再現する場合、この溝を彫らないと帝産観光のような造形にはなりません。

・中=KC-以降に見られる改良タイプで行灯付き
 →上記を除くその他全て


<後部はマフラーの位置の違いで2種>
・左=マフラー左出しタイプ
 →北海道中央バス / シークレット / ケース付属の白バス

・中/右=マフラー右出しタイプ
右は灯火規制に合わせてストップランプが低い位置に設置された形態を意識していますが、造形的には全く同じもので、印刷によって表現されています。
 →上記以外のその他全て

ちなみに、シャシー(床板)は全ての製品で左出しになっています。


側面については、U-/KC-/KL-(1992〜2005年)のホイールベース6150mmと、PJ-(2005年10月〜)のホイールベース6000mmの違いを作り分けてあります。

・U-/KC-/KL-(WB:6150mm)仕様
 →下記2種以外全て

・PJ-(WB:6000mm)仕様
 →ことでんバス / 神姫バス


10弾セレガ製品と同様、主に空港連絡線用に見る事が出来るタイヤ間が全てトランク(荷物室)になったタイプと、一般用の前輪直後に冷房機器(コンデンサ等)が設置されているタイプを作り分けてあります。

ホイールベース6150mmのモデルでは東京空港交通、同6000mm(PJ-)ではことでんバスが全トランク仕様で、その他は一般仕様です。


さらに、ホイールベース6150mmのモデルでは、運転席側(右側)側面も冷房コンデンサ部分の開口部形状違いで2種あります。 上のタイプは三菱重工製クーラー装備車、下のタイプはデンソー製クーラーを搭載する形態だそうです。
(この項目は間違いがあった為修正しています。 ご指摘頂いたT様感謝申し上げます!

ここまで書いて来た各作り分けをまとめると下の表になるでしょうか。

適合 製品 ドア
形態
前面仕様 側面仕様 冷房機器
開口部
マフラー
位置
U- 一般用に好適 北海道中央バス
ケース付属の白バス
プラグ 初期型 一般用 三菱重工
KC- 一般用に好適 シークレット 折り戸 改良型 デンソー
KC-/KL-
一般用に好適
西日本JRバス
名鉄バス
帝産観光バス(*行灯なし)
プラグ 三菱重工
JRバス関東
京王バス
九州産業交通
折り戸 デンソー
KC-/KL-
空連用に好適
東京空港交通 プラグ 全トランク -
PJ- 一般用に好適 神姫バス 一般用 デンソー
PJ- 空連用に好適 ことでんバス 全トランク -
表ではU-とKC-以降=前面の違い、KL-以前とPJ-=ホイールベースの違いで振り分けています。


側面客窓パーツは着色/印刷等の違いを除いてドア側で*5種、運転席側で*4種作り分けています。
京王の逆T窓は以前の製品のような固定窓+印刷表現ではなく、きちんと形になっています。

<1>:5ユニット全てがT字窓
 →北海道中央(上部に青着色) / ケース付属白バス(着色なし)

<2>:前から1〜4ユニット目までがT字窓で5ユニット目は固定窓
 →JRバス関東(上部に青着色/トイレ目隠し印刷)
 →東京空港交通(全体に空着色/トイレ目隠し印刷)
  →神姫バス(窓枠以外の着色なし)
 →ことでんバス(窓枠以外の着色なし)

<3>:前から1と5ユニット目が固定窓で2〜4ユニット目までがT字
  →帝産観光バス(全体に青着色)
 →西日本JRバス(上部に青着色/トイレ目隠し印刷)
 →九州産交(上部に青着色)
 →シークレット(全体にブロンズ着色)

<4>:5ユニット全てが固定窓
 →名鉄バス(上部に青着色)

<5>:前から1〜4までが逆T字窓で5ユニット目が固定窓
 →京王バス(上部に青着色)

*運転席側は5番目のユニットが無く非常口である為、<1>と<2>に使用するパーツは共通になります。


空連用ボディーには床下に冷房機器を積めない為、屋根上に搭載されています。
手前はU-/KC-の時期に見られたタイプ。 路線車にも初期のノンステップバスに採用されています。

奥は4つファンタイプのPJ-用冷房ユニットでWB6000mmを再現しているこの製品には好適なパーツです。
余談ですが、KL-や極初期のPJ-は、基本の形は似ているもののファンが6つあるタイプが採用されています。 丸型通風機が付くのは14弾製品(エアロバス)では東京空港交通のみです。


14弾製品では全て4列シートの内装パーツを採用しています。
エアロバスに関しては8弾ネオロイヤルや10弾旧セレガ用のパーツも基礎部分は共通ですので、相互に入れ替えて使う事が可能です。 14弾ではスーパーハイデッカー(エアロクイーン)がありませんので、あまり使う機会はないかと思いますが、もし3列にしたいならこれらの製品から持って来ればOKです。
(画像は10弾伊予鉄道用) シャシー(床板)は14弾用に新規で起こされています。


パノラマデッカーは前頭部のドーム上部がヒサシ状に張り出し、窓がパノラミック一体になった後期形を製品化しています。 前期型は窓が3分割となり、上部の張り出しがありません。

後部は同じ3連テールですが、それぞれケースの形状が異なっています。

余談:ブルに後窓パーツを使えないかな〜と思っていましたが、高さが違い過ぎて使えないようです。


両備バスには前頭部のマーカー及び後部ロケットマーカーが別部品で付属しています。
バスコレでランナー状のパーツが付属するのは初めてでしょう。
前頭部のマーカーについては、部品のベースを撤去しマーカー1つずつを切り離して取り付ければ尚良いかも知れません。 形に拘るならですけれども。


14弾では3種のホイールが使用されています。(両備バス/白バス以外は全て銀色)

・左:スチール
 →北海道中央/東京空港交通/京王バス/名鉄バス/九州産交/両備バス(青)/シークレット
 →ケース付属白バス

・中:スチール+キャップ(新規部品)
 →北陸鉄道

・右:アルミ
 →JRバス関東/帝産観光バス/西日本JRバス/神姫バス/ことでんバス

キャップ仕様は地元かなちゅうの旧かなちゃん号(エアロスターK)にも使えそう?(ぉ


車体の構造は、エアロバスは8弾ネオロイヤルや10弾セレガ等に準拠した構造で、側面窓はドア/運転席と客窓部分は別部品構成、パノラマデッカーは12/13弾製品など最近の製品に多い窓パーツを中央で付き合わせる構造です。


■後記

ざっと見た限りこんな感じでしょうか。 作りたい車種を観察しそれに適した車体を選ぶ〜と言うか選べてしまいそうなくらい作り分けているのも、最近では当たり前のようになっていますね。
種車として買い込む向きにも、結局全部仕込んでおけ〜と。
高さを変えるなどの大改造は別として、普通に工作するならやる事はドア交換くらいでしょうか??


関連ページ バスコレパーツ構成一覧表




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