BLOG-BILOG  No027
<THE バスコレクション 西日本鉄道オリジナルバスセット>
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発売:2008年09月23日(かしいかえん)品番K044/K045


11弾製品で製品化されたKL-西工96MCワンステップバスとは似て異なるPKG-新型スペースランナー
(通称尿素バス?)が西日本鉄道バスオリジナルセットとして発売されました。
残念ながら9/23の初売りにはかなり遠方とあって買いに行く事は出来ませんでしたが、同好の方に幾つか送って頂く事が出来ました。深く御礼申し上げます^^

この後、10/11〜12には東京・日比谷(鉄道フェスティバル)、地元・筑紫車両基地(にしてつ電車祭り)でも販売されるようです。 先ずは急ぎ送って頂いたセット内容を紹介してみようと思います。


品番K044 スペースランナー(ワンステップ/中4枚折り戸/標準尺/T窓仕様)SMART LOOPカラー

安全・環境・快適性などを意味する新デザインコンセプトを盛り込んだ西鉄路線バスの新塗装車です。
KL-仕様とは各所が異なり、非常口の位置やホイールアーチなどは特に目立つ相違点でしょう。
模型としての出来栄えも非常にすっきりとした仕上がりで好印象、内装の色も在来色の車両とは異なり薄いグレーで塗装されております。 プロトタイプの9830号車はこのカラー第1号車だそうで、ソラリアプラザにてのお披露目(展示)も行われた車両だそうです。

成型色は白、方向幕は『 15 城南線・薬院駅 博多駅』 車番は 9830 と表記されています。

 

品番K045 スペースランナー(ワンステップ/中4枚折り戸/標準尺/T窓仕様)在来カラー

こちらは在来塗装の9805号車をプロトタイプにしています。 模型上での差異は屋根上丸型通風機の位置のみで、あとは成型色が若干灰色寄りの白となる以外は同じもののようです。
後面はそれまでの通称シビリアンテールとは異なる最新仕様になっています。(K044も同様)
今後の新車はスマートループカラーとなるでしょうから、この塗装で最新のスペースランナーとなると(もしかすると)1ロットのみの仕様かも知れません。

成型色は灰白、方向幕は『 62 日赤通・渡辺通一丁目 天神』 車番は 9805 と表記されています。


バスコレ96MC製品(抜粋)の前面を比較してみます。 以前のKL-仕様と今回のPKG-ではコーナリングランプ周辺の造形が違っているのが判ります。 11弾製品からは前面にもパネルの表現が施されており、5弾製品と比べるとのっぺりとした印象が払拭されました。


側面の比較です。 ホイールアーチの形や非常口の位置はやはり目立つ差異ですね。 ただ、ワンステップ車の場合はノンステップ車とは違い窓の高さが従前通りですので、全体的な印象としてはノンステップ車ほどの差異は感じません。


後面の比較です。 こちらは先ずぱっと見て窓の大きさが異なる事が判ります。 下の画像はノンステップ車との比較ですが(左の関東バスは下にスペーサーを置いて高さを調整しています)、後面窓はノンステップ車と共通になっているように感じます。 テールランプ類は少し前の通称シビリアンテールではなく最新の仕様に、ナンバー照明具も最新のものに多いタイプになっています。
バンパー下部もPKG-仕様の特徴=切り欠きが表現されています。

窓ガラスは西鉄ではお馴染みの3分割タイプ、縦線部分はしっかりモールドされておりますので、1枚窓仕様を作るなら5弾製品から持って来てしまった方が早いかと思います。 ただ、窓裏のツメが今回の製品の方が目立たない為、内部の機器を表現する場合はまた違う考え方も出来ますね。

よく見ると、5弾製品には窓の下に絞り状の凸凹がないですね。


ご覧のように丸型通風機の位置だけ異なります。
工作を趣とするものにとっては、このデンソークーラーも嬉しいアイテムです。 車体への取り付けはクーラーパーツのピンと車体裏側に用意されていたボスとは位置が違っていたのでしょう、ボスの無い部分に穴あけ>接着で取り付けられています。 大阪市セット2の7ECNGタンクケースも同じ考え方ですが、モノによっては曲がってる〜なんてのもあるかも? 大阪市の方はそう言った事例があったらしい…


シャシーは11弾製品と同じく内側の刻印でC19/C19-1と両方あります(形は同じです)


ホイールは9弾7Eノンステップで作られた扁平仕様ですね。 もちろん両車とも同じです。


今回も取り出し易いブリスターを使用。 


今回はステッカーも入ってます。  が…内容は至ってシンプル。
使える使えないは別として、せめて方向幕位はねぇ、、1500円なんだし…
これらのマーク、管理人には何だか判りません。

<9/27追記>
その後コメントにて内容をご教示頂きましたので記しておきます。
左から〜
・SUN Qパス使用可能車ステッカー(中扉左に貼る)
・nimoca使用可能車ステッカー(中扉左の車いすマーク上に貼る)
・nimoca使用可能車ステッカー(前ナンバープレート下に貼る)
〜との事です。 ご教示頂いた 北天様 有難う御座いました^^
</追記ここまで>


一応パッケージ表裏。
開封痕は無いものとあるものが混ざってました。 無いものの方が多いかな??


製品だけでこんなに賑やかになるのですね。
管理人もこの絵のイメージを先ずは都営バスで表現したいなーと。 もちろん行く行くは地元バスをっ! 

〜手が10本欲しいこの頃…


関連ページ : バスコレパーツ構成一覧表



余談〜〜


今回撮影用に使ったキャスト(11弾製品)達。
改めて見てみると車番の位置が違う製品があるのですねぇ 撮影していて初めて気付きました。
塗装も上2つは下2つに比べて少し青っぽいような気もします。



さらにおまけ〜〜


都営バスに見る尿素バスの後姿。(ノンステップ)  =この画像のみクリックで拡大=
左:N代(ADG-) 中:P代(PKG-) 右:S代(PKG-)
N代とP代では殆ど同じ、最新のS代は今回発売されたセットと同様のテールライトとナンバー照明具になっています。 ただ、、ナンバープレートの位置は真ん中です。


見れば見るほど…ワンステップ>ノンステップ化改造はやっぱり大工事な予感?
テールやエンジングリル、前後バンパーなどは大いに流用出来ますが、窓の位置や何より横に走るパネルラインがワンステップより低い位置にある為、結局この部分は7Eノンステから持って来た方が早い〜などなど結構な手間を要しそうです。

ちなみに、他の事業者のノンステップバスは判りませんが、最新のS代車はそれまでのN/P代と比べて運転席後ろの柱が太くなっています。 窓部品の都合として考えると太い方が有利かな?
(5弾関東バスの同部品そのままでOKかも?)




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