塗装剥離レポート No3

塗装剥離実験室


■KATOキハ65(急行色)ボディー編

<↑ 2時間後>
例によって歯ブラシを使い擦ってみました。
予想ではもう少し朱色部分が落ちると思っておりましたが、若干薄くなった程度で効果は少ないです。
下地クリームは変化はありません。


<↑ 6時間後>
この時間になると、前面朱色は随分落ちて来ました。しかし、側面は思ったほど効果がありません。



<↑ 22時間後>
この時間になると、若干染まったような跡は残りますが、朱色部分による段差はほぼ無くなります。
塗装変更には、この程度でも十分かと思います。
しかし、クリームは頑強なようで、ようやく凸部がはがれて来た程度です。
実験ですのでこれも落としにかかります。


<↑ 22時間+約2日後(開始から約71時間後)>
クリーム手強いです。
この時間になっても凸部を中心に剥がれて来た程度で、平面部はなかなか落ちません。


<↑ さらに5日後(開始から約187時間後)>
んんん…随分薄くはなってきましたが、今一つ綺麗に落ちません。
さらに漬け込んで放置してみます。


<↑ さらに10日後(開始から約17日後)>
画像ではクリームが残っているように見えますが、この状態で殆ど落ちています。
今回のように、
*白成型ボディーにクリーム塗装されたものは、どうしても若干染まった感じに跡が
残ってしまうようです。
 もちろん段差などは皆無ですが…
今回は骨が折れました。

*後日同社485系も剥離したところ、3日程で割と綺麗に落ちてしまいました。
同メーカー同色(クリーム)?でもロット等の条件により差があるのでしょうか…



塗装剥離実験室


Copyright(C) 2003 MrT(hiro,T) All rights reserved.