BLOG-BILOG  No006
<八丁畷バスアカデミー製  北村なまずキット>
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下記記事は過去のブログ記事(2006/7/3〜4)から抽出しています。


八丁畷バスアカデミー製 なまず(組み立て途上)
さてさて、今回のJNMAにて八丁畷バスアカデミーから『なまず』こと北村ボディーの大型車=実質的には新潟交通いすゞP-LV314Qが発売となったのは周知の通りかと思います。 なまず〜と言うマイナー車種ながら、インジェクション成型キットと聞いてはとても気になる製品、早速一つ購入してみました。 今日は試しに箱にしてみて、どんな塩梅なのか簡単に書いてみた次第です。 (厳密には組み立て途中です)

●どんな形態なのか…

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↑ご覧のようにバスコレで見慣れた一体ボディーではなく板キットで、こちらは車体関連のパーツ。 材質はPS(ポリスチレン)樹脂です。 肝心の各所ディティールのモールドは僅かに甘い部分はあるものの十分なレベルであると思います。   PS樹脂とは

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↑こちらは窓ガラスパーツです。 窓ガラスと言えば気になる歪みと透明度ですが、ご覧のように十分な仕上がりと思います。

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↑タイヤ/ホイールはゴム部分をかなり軟らか目なPVCを使用した別パーツになっています。

●箱にした時に気になった事

キットは各所接合の目安(&強度確保)となるリブやツメがあり、それを頼りにすれば箱になる事はなります。 しかし、精度を出しながら組み立てる場合はリブやツメを切り広げたり場合によっては削除するなど工夫も必要があるように感じました。 工夫こそ醍醐味&仕上がりに各人の色が出る部分ですので個人的には全然OK、キットを組む以上何から何までワンタッチ〜何てのは一部のガンプラ位でしょうか? ある種当たり前の事ですね。

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↑〜とは言ってもどうしても気になってしまう部分はある訳でして、今回一番はこの画像の部分です。 板キットの宿命?それとも甘い部分?? ご覧のようにそのまま組んだだけでは窓の四隅が欠けている状態になってしまいます。 接合部も隙間が開いてしまう箇所があり、綺麗に箱にするには緑矢印部分にはエポキシパテを挟んで充填したり、窓の四隅(赤矢印部分+前頭部も同様)は組んだ後にエポキシパテを少量盛って後に成型する必要がありそうです。

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↑屋根と接合する部分の長いリブはある程度の位置合わせ+強度確保の他に側面窓を押さえる役割もあり、狙いとしては非常に良く工夫されています。 しかし、今回私が組んだようにリブを無視して外見を重視、雨トイと側面との合わせ精度を優先した時は、このリブが邪魔して窓パーツがはめ込み難くなったり、無理な力が掛かって最悪屋根と側面の接着が剥がれてしまう恐れが出て来ます。 この部分は狙った意図に対して設計精度が良過ぎたのか遊びが無く、少し組み方をアレンジするとこう言った弊害が出て来てしまうようです。 リブを切断して後から屋根裏に窓押さえを作り直したり、削って僅かに遊びを持たせるなど各人工夫されると良いと思います。 また、この事はドア部分の窓にも言え、ぴったりはまるのは非常に良いのですが、塗装した後にはめ込んだ場合塗装を引っ掛けてしまう恐れも考えられます。 本当に少しで良いので、ドア窓内側を軽くさらっておくと精神的に良さそうです。 ただ、この辺りは個体差もあるかも知れませんので、現物を確認してそれぞれ判断されると良いでしょう。 さて、肯定的な部分否定的な部分を書いて来ましたが、私としては十分愉しめる〜きちんと組めば仕上がりも十分なキットかと思います。 また、現状1/150バスモデルの世界ではほぼTOMYTECの一人勝ちと言って良く、多くのユーザーが本当に欲しい車種を出し渋る??ようにどうしても感じて〜勘ぐってしまう現状(商業的な意図は良く判りますが)のなか、こう言った流れが出て来た事にエールを送りたいと思います。 第2弾もあるそうですので、3弾4弾と続く事にも期待、今後注目のブランドになる事は間違いないでしょう。

なまず(組み立て途上)後ろから
〜そんな訳で、只今エポキシパテの硬化を待っております。 仕上げが出来たらガラスをはめ込んだ状態でまた別途…(^^ゝ



なまず箱組完成
昨日に引き続きなまずの箱組みです。 パテの硬化を待って各所の整形と継ぎ目消し、リブのカット、はめ込み窓の調整、最後に下回りを組み込んでみました。 これで大体のイメージは掴めるのではないかと思います。 窓は一点ほどご愛嬌?な場面もありましたが、窓のはまり具合や透明度が良い事もあり、こうして組み上げてみると楽しくなって来ますね。

●昨日の続き

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↑昨日リブについて少し触れましたが、結局側板側にある長いリブをカットして窓は屋根側にある突起のみで保持する事にしました。 これは窓組み込み時に極力車体にストレスを掛けない様にしたい+窓からリブが見えなくなる事を期待しています。 ドア側窓はご愛嬌?それとも個体差??後部扉の直前で切り離さないと上手く入らないようです。 この手のガラスパーツの切断にはレザーソウ等を使用します。 一点に力が掛かるニッパー等を使った切断は非常に危険、最悪ヒビが走って使用不能になってしまいます。

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↑下回りパーツ一式です。 タイヤとホイールは別になっており、後輪は実物同様タイヤ2本を組み込んでWタイヤとします。 ちなみにこのキットの車軸とバスコレの車軸はほぼ同径で、左右にスペーサーを噛まして遊びを無くせばバスコレの車輪を組み込む事も可能です。

組み込み後の下回り
↑組み込み後に下から見たところ。

組み込み後の下回り
↑隙間埋め>仕上げを施して箱組み完了。 運転席側後部から。 ちなみに側面にモールが切れている箇所がありますが、ここは実物では広告枠が入ります。 車両によって広告枠が小さいもの(恐らくキットの形状)と大きいものがあり、また入口/出口の表記もサボやHゴム枠付き幕?の車両も居るようです。 '85〜'88年に100台程度導入されたそうですので、作り分けも楽しめそうです。



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